奥多摩むかし道

昨日、7月11日、奥多摩までトレッキングに行きました。天気がいいとはいえませんが、雨はほぼ避けられたのでよしとしましょう。
今回のコースは、奥多摩むかし道です。東京新聞で紹介されていたので、行ってみたくなったのです。約10km、4時間のコースで、山道はほとんどないということでした。それに、夏は無理をしないでゆる山歩きということにしています。
ということで、奥多摩駅からスタート。むかし道のスタート地点から少し歩くと、羽黒三田神社の参道の階段。ここはせっかくなので、少し寄り道。のつもりが、けっこう上りました。急な階段を急にのぼったので、息が切れます。今週はいろいろあって、ちょっと疲れ気味というのもあったかもしれません。途中、弁天様がいました。
のぼったかいがあった、というのは、神社ではなく鳥居の方。木製のとりいには、ナメクジのようなものがたくさんいました。でも、よく見るとなめくじではなく、カタツムリです。それも、キセルガイという、細長い殻を持つカタツムリ。見るのははじめて。これだけでも、来て良かったな、と思うのでした。
急な階段を下りるのは、すべりそうだったので、車道で迂回。そして、むかし道のスタート地点に到着。ここから再スタートです。
途中、巨大な槐。巨岩の下に建てられた白鬚神社。境の清水でおいしいお水をいただく。それから2名以上は渡れないつり橋。牛頭観音に虫歯地蔵。ところどころ山道になり、階段になり、でも基本的には車道というコースです。ずっと、渓流の音が聞こえてくるし、滝からは冷たい空気が流れてきます。これがなかなか快感。奥多摩はけっこう急峻な地形なんだなあ、と思うのでした。
最後の3kmが、山道。ようやくトレッキングらしくなりました。登った先にあるのが、浅間神社。この日のピークです。
ここから降りると、奥多摩湖。ゴールです。
バスで駅に戻り、もえぎの湯で疲れを癒すのでした。

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