ハイタッチ

tenshinokuma2011-01-29

 昨日のこと。銀座で、おばさんにみちを聞かれた。「地下鉄の駅はどこですか?」と。
 和光の交差点に近かったので、「あそこから地下に行くと銀座線の駅がありますよ」と教えてあげた。
 そうしたら、「実は、鎌ヶ谷に行きたい」という。千葉県である。新京成沿線である。さて、銀座からどのように行けばいいのか、しばらく考えてしまった。JRだと津田沼乗り換えはたいへんだし、じゃあ浅草線経由で京成で行くかというと、どうだろう。
 といろいろ話しているうちに、松戸をよく利用しているので、そこに出たいという。
 それなら簡単だ。銀座線で上野に出て、そこから常磐線で松戸に出ればいい。なるべく時間をかけないで行きたいと言うが、新京成はゆっくりした電車だ。でも、それは言わないでおくことにした。
 ということで、解決したら、ハイタッチを求められた。もちろん、応じたわけでが、「親切な人なので、いいことがありますように」とのこと。ポケットに手をつっこんでいたから、手が温まっていたのだけど、「やさしい人は手もあたたかい」とのこと。そうだったっけ?
 それにしても、道案内でハイタッチまで求められたのは、はじめてである。
 ぼくはそのあと、ヴァニラ画廊に足を運ぶのだった。