大丸、高柄山、鶴島御前山

 5月4日のトレッキングは、上野原市にある高柄山でした。
 先週は超ゆる山でしたが、腰の状態もよくなったこともあって、今週は少しはタフな山に行こうとおもったのでした。まあ、低山ではありますが。
 中央線四方津駅からスタート。道標にしたがって、相模川を渡り、道路を登っていくと、登山口があります。大丸まで1時間、高柄山まで2時間くらいですか。
 大丸までのみちのりは、かなりなだらかな登りです。まあ、ちょっと滑落しそうな道ではありますが、落葉樹林の新緑がきれいだし、何よりヤマツツジが見ごろでした。おちついたオレンジ色が新緑の中にあると、なんか目にも優しい感じです。
 途中、石仏を拝み、お座敷の松を見上げ、小ピークで。特に山の名前とかないのだけれど、大丸手前に、この日のピーク、標高742メートルがあります。道標から道を外れた少し奥に三角点があって、そこがピークになるのかな。でも、ここからがけっこう大変です。
 林道をわたり、大丸へ。ここは山頂っていう感じではなく、道標があるだけなのですが、まあいいとしましょう。このあと高柄山までの1時間は、緩急あるアップダウンが続きます。そこそこいろいろな花が咲いていて、明るい森だし、そういうのが目を楽しませてくれます。それにしても、倒木が多い道です。
 秋になれば、たぶん、紅葉がきれいだとおもいます。カエデもけっこうあったからな。
 そんなわけで高柄山標高733メートルに到着、ここでお昼ご飯にします。
 後半はさらに急斜面が多くなります。全体として、下りが多いのですが、急坂は脚にダメージを与えます。新矢野峠を越え、沢を渡った先、午前山の上りはかなりの急登です。ロープがはりめぐらされ、岩をよじのぼるようなところまであります。
 これにめげた人は、鶴島方面にエスケイプできます。なお、道標には鉱泉ってあるけど、もう営業していないらしいです。
 ぼくはといえば、もちろん御前山を目指します。途中、栃穴御前山との分岐がありますが、目指すのはただの御前山、というか鶴島御前山ということでしょうか。
 ちなみに、栃穴御前山へのルートは地図にはないのですが、道標があるっていうことは、行けるっていうことでしょう。機会があればそっちも登ってみたいです。
 とまあそんなわけで御前山山頂標高484メートル。祠にお参りし、先に進みます。すぐにもう1つの祠に出会います。そしてその先に、急な下りが待っていました。
ほぼ250メートルの急な登りの分だけ急な下りがあります。なんかもう、膝が笑っちゃいます。
 登山口についたときは、ちょっと脚は重いし、腰にも少しきていたな。腰の筋肉が硬くなっている。
 でもまあ、ここから先、車道をのんびりと歩き、上野原駅に向かうのでした。駅前のスーパーでは谷桜と七賢の300mLを買います。駅前の観光案内所の2階ではワインが飲めるし販売もしているのですが、もうお酒は買っちゃったし、それは次の機会に。
 それにしても上野原駅の上りの階段は無駄に長いです。疲れた脚にはつらいです。エレベーターもあるんですけどね。
 それにしても、ゴールデンウィークだというのに、人が少ない山でした。出会ったのは10人もいなかったな。