岩殿山、兜岩、天神山、稚児落とし

昨日は久しぶりのトレッキング。
ちょっと足を伸ばして、大月駅から行ける、岩殿山です。
駅から北東に道なりに登山口まで歩くのですが、メインルートの丸山公園からのが崩落のために通れなくなっていて、ぐるっとまわって畑倉口から。最初にちょこっとだけ寄り道して、鬼の岩屋も観てみたり。
この山、まあ、標高差でいえば、200メートルくらいですが、そこそこ急な坂で、しばらくサボっていた身としてはちょっとしんどかったです。まあ、身体がなれるまでですが。
山頂は標高634m、スカイツリーと同じですね。岩殿山は城跡でもあり、山頂にはその面影が少しあります。山頂から少し降りたとこに四阿なんかもあって、まあ、割とのんびりとした感じ。あとからのぼってきたおじさん、「富士山が見たかったんだけど、今日は雲があるなあ」と。でもたしかに山頂から富士山は良く見えます。
ここが本日のピークではあるのですが、トレッキングの本番はここから。峠まで急な下りが続き、再び急な上りで、鎖場もあります。
兜岩という巨大な岩を通るルートは、崩落のために通行禁止なので、まき道を通るですが、こちらもまた鎖場があってなかなかワイルドです。トラバース気味の道を歩き、次のピークが天神山。ここはとくに何もない山ですが、その先に巨大な岩。
稚児落としとよばれる岩の上の道というか、最後のピークがあります。まあ、岩から落ちないようにしなきゃ。
でも、実はいちばんしんどかったのは、ここからの下り。足元がすべります。
このあたりの岩塊は、礫岩なのです。これが風化すると、小石がたくさん。その小石がたくさんある下り坂は、それはもうずるずるとすべるわけです。
鎖をたよりに降りたところもあります。ということで、腕が筋肉痛です。
決して長い距離を歩いたわけではないですが、なにげにハードでした。
とはいえ、今年2月に登った大山三峰にくらべれば、まだ楽だというところです。
とまあ、そんなトレッキングではありましたが、ぼちぼち紅葉も楽しめたし、いい休日なのでした。

f:id:tenshinokuma:20211106111719j:plain