セキレイ

tenshinokuma2010-03-09

 巨乳のそれではない。
 写真は、多分、ハクセキレイ。ぼくはセグロセキレイとの区別ができないんだけど。
 でも、近所でよく見かける鳥だ。スズメが減っているというけど、かわって増えているのかもしれない。

 ビル・エモットの「変わる世界、立ち遅れる日本」(PHP新書)を読んでいる。
 多分、日本が立ち遅れる理由のひとつは、「ものずくり国家」へのこだわりだろう。エモットによると、GDPの20%なのに、ということだ。でも、政治的な力のある企業はものづくり企業が多いし、御用組合も連合で幅を利かせている。
 実は、こうした時代錯誤なところが、「地球温暖化対策基本法案」の足を引っ張っているんだと思う。
 そういえば、宋文洲も日本のものづくり国家へのこだわりは捨てるべきだって書いていたな。
 先週の太陽電池展で思ったのは、ものづくりという文脈で、セルやモジュールを作っているだけだったら、日本のメーカーは負けるということだ。でも、日本のメーカーは電機会社でもあるから、スマートグリッドとつなげて、効率的なシステムとして運用できる可能性を持っている。そうであれば、競争力あると思う。まあ、彼らの顧客である電力会社がそれをいやいややっている、という状況では、あまり思い切ったことを打ち出せないのかもしれないけれども。

 ということで、今日はこれから、LEDの展示会へ。