鹿島田真希の三島賞受賞作品。新潮文庫。
なんだか、読んだことある感触だな、フランス映画だな、と思っていたけど、解説読んで、デュラスの「ヒロシマ・・・」と「愛人」っていうのを見て、納得。
人称が変わり、現在形で記述されるというのは、確かに映画だな。
ただ、ナガサキ、平凡な家庭、自殺した兄、というピースが読んでいてうまく自分の中でつながらなかった。
フランス映画、アラン・レネ監督はとても好きだし、そういう点ではとても満足したけれども。
写真は、以前、ハゼつりのときに一緒にとってきたアオサ。乾かしてアオノリにしようか、とも思ったんだけど、めんどうなので、やめてしまった。