六〇〇〇度の愛

tenshinokuma2009-10-11

 鹿島田真希三島賞受賞作品。新潮文庫
 なんだか、読んだことある感触だな、フランス映画だな、と思っていたけど、解説読んで、デュラスの「ヒロシマ・・・」と「愛人」っていうのを見て、納得。
 人称が変わり、現在形で記述されるというのは、確かに映画だな。
 ただ、ナガサキ、平凡な家庭、自殺した兄、というピースが読んでいてうまく自分の中でつながらなかった。
 フランス映画、アラン・レネ監督はとても好きだし、そういう点ではとても満足したけれども。
 写真は、以前、ハゼつりのときに一緒にとってきたアオサ。乾かしてアオノリにしようか、とも思ったんだけど、めんどうなので、やめてしまった。