陣馬山、景信山、小仏城山、高尾山、ダイヤモンド富士

 昨日、12月9日は、久しぶりに陣馬山から高尾山まで歩きました。年に一回はこのルートを歩いています。体力は使うけど、技術はいらない、歩きやすいコースです。
 ということで、陣馬高原下バス停からスタート。今年は新ハイキングコースではなく、和田峠経由にしました。距離はあるけど、まったりと舗装した道を登っていくのもいいかな、と。
 和田峠から陣馬山の山頂までは30分弱。そして今日のピークはここなのです。
 天気がいいし、富士山がよく見えます。
 陣馬山と高尾山の標高差は200m以上あるので、登りより下りが多いルートになります。
 紅葉はほとんど終わってしまっているのですが、落葉してしまっているので、視界が広いですね。なかなか気持ちいいです。
 明王峠で不動明王にお参り。ここから景信山までが、いちばん長いかな。
 基本、まき道は使わない方針だけど、今回は堂所山だけはパス。この山からの下りはちょっときついし、日没とかみさんの体力を考えてのこと。
 紅葉はほとんど終わっているって書いたけど、一部、日当たりのよくなかった低木はいい感じです。楓が赤や黄色に染まっています。それはそれで美しい。それに、ススキなんかも枯れた季節を楽しませてくれます。
 この日の昼食は、景信山の青木茶屋でなめこうどん。途中に茶屋があるのも、このルートのいいところです。景信山には猫も犬もいます。ここでちょっと長めの休息。
 景信山から小仏峠までの下りは、このルートの中ではいちばん歩きにくい下りかも。そして小仏峠で狸の置物に再会。
 小仏城山では、茶屋はもう片付けモード。4時過ぎには高尾山に着きたいので、あまりゆっくりせずに。とはいえ、実は小仏城山と高尾山の間が、もっとも整備されていて歩きやすい道でもあります。小仏から登って高尾山に行くというのは、初心者でも楽しめるのではないかな、と思います。
 一丁平、もみじ台を過ぎて、最後にちょっと上ると高尾山の山頂。みんななぜか富士山の方向を見ていたのですが、それもそのはず、ダイヤモンド富士の季節なのです。日没を待っているのでした。
 まあ、暗くならないうちに降りたいので、そこはちょっと急ぎました。最後はケーブルカーで。清滝駅につくと、空は真っ暗です。でもまあ、ほぼ予定通りのトレッキングができたので、満足。あとは、高尾山温泉極楽湯で疲れをとるだけなのでした。