見晴、白砂湿原、尾瀬沼、小淵沢田代、沼山峠

土曜日は、尾瀬沼を経由して、沼山峠まで行くという計画です。
見晴から段小屋坂を登り、白砂湿原を経て、まずは沼尻へ。
昨日は上りはまったくなかったのでとても楽でしたが、今日は朝の7時からゆったりとした坂道を上っていきます。さしてきついわけじゃないんですけどね。というか、森林の中を気持ちよく歩いていきます。上りきって、白砂峠を越えた先に、白砂湿原があります。この日も、ほとんど人はおらず、この湿原はほんとうに独占状態でした。しばらくしみじみと休むのでした。
ここからすぐに沼尻。尾瀬沼の西の端になります。沼尻には、人はたくさんいました。これから、燧ケ岳に登るという人もいたし。
東岸までのルートは北と南がありますが、この日は楽な北のルートを選択。軽いアップダウンを40分ほど歩くと、尾瀬沼ビジターセンターがあります。ここで小休止。
 尾瀬沼の向こうに、燧ケ岳がよく見えます。
この日は、大江湿原ではなく、小淵沢田代に向かいました。というのも、あまり人のいかない静かな湿原がある、ということでしたので。実は、今回の尾瀬で、行ってみたかったのが、この湿原だったのです。
でも、ビジターセンターからの道は、結論からいうとあまりおすすめしません。ちょっと道はわかりにくいし、わりと足場の悪いところもあったりして、やや急な上りは、あまり楽しくないです。でもまあ、1時間も上り、さらにちょっと下ったところで、湿原に向かう道がでてきます。
ここもまた、人のいない湿原でした。地味に小さな花が咲いていた理して、ちょっとなごみます。ここから先、鬼怒沼までの道があるのですが、整備された木道は途中まで。そこから先は、痛んだ木道。まあ、ここまでくればいいかな、と。
人のいない湿原でお弁当を食べようと思っていたのですが、ちょうどいい場所がなく、ここを後に、大江湿原に降りいきました。まあ、この下りは、ところどころぬかるんでいたものの、気楽に歩ける道でした。大江湿原の、分岐のところにあるベンチで昼食。
ここからは45分ほどで沼山峠のバス停です。お昼を食べた後の上りはちょっと身体が重いのですが、でもまあ、わずかなものです。
とまあそんなところで、今回は尾瀬を横断したのでした。