こちら葛飾区水元公園前通信852

 こんばんは。
 なんか、もう2月なんですね。
 いつもは、お正月気分がぬけないでいるのですが、今年はそもそもお正月気分がなかったなあ、といったところです。
 子供たちは受験だし。

 マイナーな話ですみませんが、三菱UFJニコスカードの広報誌「パートナー」に登場させていただきました。このあと、潮出版社女性誌「パンプキン」にも登場する予定です。
 まあ、見かけたら、元気でやっていると思ってください。

 昨年末、健康診断を受けたら、いろいろとひっかかりました。
 高血圧の治療をはじめたのは、報告済みですね。グレープフルーツジュースが飲めなくなりました。好きなんですけどね。かわりにビールを飲みます。というわけにもいかないですね。
 肝機能もひっかかっています。医者には、立派な脂肪肝だと言われてしまいました。食生活をあらためます。来月、管理栄養士の指導を受けます。
 実は、肺のレントゲン検査で、白い影が映っていました。タバコは吸わないし、石綿にも縁がない生活をしていると思っているのに。
 で、再検査で撮影したら、とりあえず、影は肺ではなく肋骨。で、CTスキャンも受けました。結果は異状なし。良かった良かったです。最近、義父や古い知人を肺がんで亡くしているので、なおさら思います。すごく苦しそうだし。
 血圧は、薬のおかげで、少し下がってはいますが、まだ上は140台、下は100台がミニマムですね。
 お酒は、通常運転です。といっても、通常は平日はオールフリーのライムショットなので、週2日しか飲んでいないんですけど。
 今年は、運動を増やしますよ。今年こそトレッキング復活です。

 先月から、昨年評判の良かったSFを読んでいます。
「USJ」のことは書きましたね。
クレア・ノースの「ハリー・オーガストの15回目の人生」(角川文庫)。ループ物だけれど、誕生からループするのは、けっこう大変だな、と。やってることは、世界の破滅を救うために、ループするということでは、「re:ゼロ」なんかと変わらないのだけれども。ループする人々のコミュニティとか、つくりこまれています。同時にループが誕生からなのかどうか、全体にテンションが低くて、読むのがしんどかったです。あと、ラストが、安易かな。

デボラ・インストールの「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(小学館文庫)は、SFというスタイルを借りた、育児小説かな。無色で妻にも見放されそうな主人公は庭でロボットを発見。妻は出ていき、主人公はロボットを修理するために旅に出る。ということでは、ロードノベルだな。ロボットの性格は幼い子供に設定されていて。主人公は父親になる自信がなかったけれども、ロボットと旅することで成長するし、何よりロボットとのコミュニケーションは、自分の子供が幼い頃を思い出させてくれる。というところで、心温まる物語になっています。
 よくできた作品です。SFだと思わないで読めばいいですね。むしろ、大人のための優れた童話、です。

 国谷裕子の「キャスターという仕事」(岩波新書)も読みました。
 タイトルそのままの本です。国谷がどのようにしてインタビューをしてきたのか、というのが、ぼくとしては興味深かったです。というのも、ぼく自身が、ずっとインタビューをしてきたからなのですが。それは、何を伝えるのか、ということでもあります。
 テレビの生のインタビューと、業界誌の加工されたインタビューというのは、異なる点はたくさんあります。たぶん、一番違うのは、視聴者が何を知りたいかにフォーカスするか、インタビュイーが何を話したいかにフォーカスするか、です。
 そうではあっても、インタビューはスリリングな仕事なので、またやりたい、そう思っています。そういう日がくるのかどうかわかりませんが。
 えーと、誤解しないように書いておくと、インタビュイーは自分が何を話したいのか、その言葉を持っていません。それを手助けし、本質をクリアにするというのが、スリリングなんです。その本質を、読者が評価してくれればいいということです。
 もちろん、インタビューから削られる、オフレコの話なんかもあります。でもまあ、それは、あとで記事にします。

 アズの「手品先輩」(講談社)、なんかかわいくって、読んでしまいました。

 今期のテレビですが、「この素晴らしき世界に祝福を2」は、一番楽しみにしているかな。主人公はあいかわらずクズ野郎です。
 おすすめは、「亜人ちゃんは語りたい」です。原作がとてもいい作品なのですが、アニメでもそのまま。ちょっと詳しく言うと、亜人ちゃん、人間社会で暮らすバンパイアや雪女やデュラハンは人と違うゆえに、話せない悩みやコンプレックス持っています。それを主人公の生物教師が「ケア」する、そういう話です。それで、多分「介護保険情報」でも書評で取り上げたような気がします。
 ドラマは「ホクサイと飯さえあれば」は、上白石萌音の演技だけで楽しめます。舞台が北千住という、よく知っている場所というのもいいですね。上白石は「君の名は」のヒロインの声、だそうです。ごはんをつくるだけの話なんですけどね。

 「東京タラレバ娘」も見ています。東村アキコの悪意みたいなものが、薄め過ぎると普通のドラマになっちゃうなあ、と、そんなことを思いつつ見ています。初回は、普通のドラマすぎたけど、だんだん、ダメダメ男女の話として、エンジンがかかってきたのかな。

 そうそう、「動物戦隊ジュウオウジャー」の最終回。世界は平和以上になりました。トランプへのあてつけ、とは思わないですけどね。

 そのトランプ、そのへんの不動産屋の親父だと思うと、妙に納得します。

 では、また。