巴湯

tenshinokuma2017-01-13

先週の木曜日と金曜日、高血圧の精密検査で仕事を休みました。精密検査に二日もかかる、と思われるかもしれませんが、1日ずっと心電図を測る機械を身に着けていなければいけないだけで、金曜日の朝にはおしまい。
そうです、高血圧です。すいません。銭湯、とりわけ薬湯は高血圧には効果がないのでしょうか?
まあ、深刻なわけではなく、治療方針を決めるための検査なので。
ということで、金曜日はひまになったので、自動車運転免許証の更新。筋金入りのペーパードライバーです。
で、午後、足を延ばして、東武動物公園駅から歩いて10分ほどのところにある、巴湯に。この駅、昔は杉戸っていったんだよなあ。
写真からもわかるように、小さな銭湯です。カランも9つしかなくって。それでも、ちょっとだけ熱めのお湯で、しっかりと温まってきました。
番台のおかみさんは、80歳だとか。埼玉県でもこの地区(杉戸とか幸手とか)は、かつて9軒の銭湯があったそうですが、今ではここ1軒。というか、東武スカイツリーライン沿線は、埼玉県に限れば、ほかにあと2軒かな。駅から巴湯までの間に、すでに廃業した弥生湯の建物も残っています。
古い建物と言う理由で、入浴料は30円安い400円。
浴室のペンキ絵も、森林のようなのだけれど、謎。
いつ廃業してもおかしくない巴湯ですが、女将さんによると、仕事をやめたらぼけるのではないかと、それがこわくてやめられない、とのこと。女将さんのこどもたちからも、もうやめてもいいんじゃないの、と言われているそうですが。
それはそれとして、杉戸は宿場町でもあります。街並みを楽しみながら、この銭湯を訪れる、というのも、今のうちかもしれません。