世間では「おそ松さん」がヒット。確かにおもしろかったよな。ついでに、「天才バカボン」も実写化されたし。
たぶん、アニメ化するためのコンテンツが不足してきたので、昔の作品、っていうのがあり、それが今回はいい結果になったんだと思う。
そんなわけで、昔のマンガのアニメ化っていうのは、まだあるだろうなって思っていた。
そしたら、次は杉浦茂の「猿飛佐助」だという。赤塚より古いぞ。というか、手塚治虫よりも前の人だ。戦前から活躍していて。その代表作が「猿飛佐助」1953年だ。産まれは明治時代だもんな。
ぼくも昔、講談社漫画文庫で読んだことがある。近年は、ちくま書房で復刻もされている。
で、この、ふにゃっとした絵が動くのかと思うと、実はかなり楽しみだったりする。
このふにゃふにゃ感、ディズニーに近いかもなあ。
もっとも、「おそ松さん」のように、原作をいじる、というか別物にするってわけにはいかないだろう。むしろ、この奇妙なテイストを、どこまでアニメ化できるのか、が、腕の見せ所。
そういう意味では、「墓場鬼太郎」のアニメ化にも近いかんじかな。
放映は来年4月。でもまあ、その前に、杉浦茂のマンガがまた書店に平積みになるかって思うと、それも楽しい。
これがアニメ化されるんだったら、次は「鳥獣戯画」か、。その前に「たこのはっちゃん」もあるか。