福喜湯

tenshinokuma2011-07-18

 昨日、取材の帰りに立ち寄った銭湯。場所は堀切五丁目、最寄りの駅は堀切菖蒲園
 実は、この銭湯に来るのはこれで3度目。ただし、過去2回は入れなかった。営業していなかったからだ。玄関を見ると、定休日も書いていないし、廃業したのではないかという雰囲気だったのだが。
 しかし、東京都公衆浴場組合のホームページによると営業中。ということで、日曜日の夕方なら、営業しているのではないかと思った。
 営業は、していました。でも、雰囲気は、廃業の準備をしていますっていう感じで、そのへんに物は積まれているし、空調も止めてある。番台には誰もいないし。奥からパンツ一丁のおじさんが出てきて、営業してるとって。タオルと石鹸もお願いしたら、タオルはくれたし、石鹸も貸してくれた。
 お湯の温度はばっちり。ジェットバスも薬湯もない静かな浴槽につかるというのも、快感だなって思った。ついでに書くと、ぼくが入ったときには、客は一人しかいなかったし、それもぼくが入るときには出てしまった。ということで、にぎわってていいはずの休日の夕方にこの状態である。
 正直なところ、この銭湯はいつまであるのかわからない。もし、この銭湯に入りたいという人がいたら、1日も早く訪れることをおすすめする。2000年に描かれた、故早川画伯による、西伊豆海岸から見た富士山の絵も、いつまで見られるのかわからない。