清瀬、星陵会館

tenshinokuma2009-12-08

 今日は、お願いしていた原稿の校閲が戻っていなくて、かなり困った状態。
 午前中は清瀬まで。夕方から、永田町の星陵会館。
 今週末の名古屋出張はなくなった。けど、今週、来週と、突然忙しくなる。
 でもまあ、予想していたことだ。
 小島信夫の「残光」を読み終わった。大名人の枯れきった至高の芸、というような小説だと思う。
 同じことを何べんも話すし、だらだらとしているけど、それが心地よい。
 さすが、90歳である。
 本のカバーには、最後の作品かつ最高傑作ってある。最高傑作かどうかはわからない。保坂和志は「寓話」が最高だとしているが、小島はそれがどんな作品か覚えていなかったりする。
 そういや、今月号の「ロッキン’オン」で、渋谷陽一ジョン・ポール・ジョーンズにインタビューしていたけど、ジョン・ポール君は「聖なる館」のことを覚えていなかったとか。
 まあ、表現する側にとって、最高傑作は常に最新作でありたいというものというのも、あるのかな。
 最高傑作は?と訊かれて、「Next One」と答えたのは、チャーリー・チャップリンだっただろうか。
 写真は、昨日の昼食。ちょっとイマイチだった。野菜があるのはいいけど、もやしをのせなくてもいいと思う。