栃木の新酒発表会

tenshinokuma2009-04-16

 昨日、北とぴあで開催されたイベントに行ってきた。おかげで今日は二日酔いである。
 おもしろいなって思ったのは、桜川、というか辻善兵衛。真岡の酒なのだけど、仕込み水はたしかに真岡のそれ、というか鬼怒川の伏流水なんだろうな。シャープな心地よい硬さを感じさせる水が、うまく活かされていないなあって感じた。そのことよりも、自分の作りたいお酒を優先させているっていうのかな。でも、蔵元がもう少しとしをとってくると、もっと変わると思う。水の心地よさを活かした飲み疲れないお酒になっていくって思う。
 逆に、四季桜は仕込み水のゆるっとしたまろやかさが、あのお酒になっているのかなあということもわかった。
 天鷹大吟醸、三割五分磨きは、とても香りが鮮烈なのに、飲むととてもやわらかい。やさしい大吟醸ですごいなあって思う。

 写真は、庭のチューリップです。