自爆したmixi

 mixiにも入っていて、実はこのブログもリンクしている。
 つまり、mixiでは、外部ブログを利用している、と表示される、というのがこのブログ。
 説明するまでもない事件になっている。
 つまり、言ってしまえば、mixi内の日記の著作権mixiにある、と言っているようなものだからだ。

 これは、mixiの自爆となっている。株価は下がるし、退会者は出るし。
 とはいえ、これはみんなが退会してmixiがなくなればいい、という問題ではなくなっている。
 コミュの閉鎖も起きるだろうが、そうすると、そこでの書き込みは失われてしまう。別に、なくなってもいいというものではないだろう。

 SNSは一種の公共財という、つまり通信会社のような機能というのを持っていると思っている。いかに、一人から特定多数(不特定ではない)に向けられたメッセージであっても、通信会社がそのメッセージの著作権を持っていいということにはならない。
 mixiの収益の源泉は、メッセージそのものではなく、流通するシステムにあるのだから。
 そこを誤ってしまったmixiは批判されて当然だ。

 ただし、ぼく自身は今すぐにmixiを退会することはない。自爆したSNSの行く末を見てみたいと思う。と同時に、ぼくがmixiに残してきたものも、一種の公共財であると考えているからだ。