葛飾さくらまつり

tenshinokuma2007-04-01

 ゲキレンジャーショーをやっているので、区役所近くで開催されている葛飾さくらまつりまで、子どもたちと行ってきた。
 なんか、ばかみたいだけど、おもしろいからいいやっていうもんです。
 息子の保育園のおともだちにも会ったし、隣では腐女子が楽しそうに見ていたし、ってなところです。

 別のチューリップも咲きはじめました。まずは赤です。
 いろいろな色があるあたり、戦隊物みたいですけど。

 昨日は花見もしたし、という休日でした。

 テレビ東京の今朝の報土によると、安倍内閣の支持率が回復しているのか。あいまいなまま、進んでいる。
 参院選の争点は、世論調査ではトップは「年金・福祉」で30%弱、「憲法改正」は10%弱。でも、政党とりわけ与党は世論とは違う視点で争点を持とうとしている。
 思い出すのは、かつての「郵政民営化」選挙のときだったけれども、このときも争点は重要課題ではなかった。どうでもよかった。
 与党が本当に重要だと思っている問題をずらし、野党がその土俵に乗ってしまうことで、勝負がついているということだろうか。
 東京都知事選においても、何か、「暮らしがもっと豊かになる」というような争点が示されなかった、あるいは伝わらなかった気がする。
 常に、世論とは異なる争点で選挙が行なわれているとしたら、世論と議会がねじれてしまうというのも、当然のような気がする。大切なことについて、選択肢が示されないまま、進んでしまうのだろうか。
 ということで、国民投票法案である。

 ひさびさに「ミステリー・マガジン」を読んだ。2月号である。ハーラン・エリスンの短編が掲載されていたので、図書館で借りてきた。この号はモンスター特集で、何だか「SFマガジン」みたいなんだけど、まあそうだよな。
 「38世紀から来た男」という短編は57年に書かれたもので、エリスン自身の手によって、「アウター・リミッツ」でドラマ化されている。38世紀から現代に兵士がやってきて、悲惨な未来の戦争を訴えるというそういう話なのだけれど、これをパクったのが「ターミネーター」なわけで、エリスンは訴訟を起こし、勝利している。
 それにしても、エリスンって、日本では短編集が1冊だけしか翻訳されていないのだけれども、SF関係の賞はけっこう受賞しているなど、大御所ではある。けれども、エリスンの持つ皮肉な語りが、日本ではうまく理解できないというものなのだろうか。伝わりにくい妙味っていうのかな。そんな気がする。
 特集には「プラン10・フロム・インナー・スペース」とか「男狂いの人食いアメーバ」といった、いかにもB級シネマのパロディです、といった作品とか、「恐竜ボブのディズニーランドめぐり」というランズデールのなんだかやるせない気持ちになる短編、「いないいない、バア!」というプロンジーニの短編が収録されている。ぼくはアメーバの話が気に入っている。

 この土日は、弟の家族、両親、田舎のおばさんといった大人数で湯河原の温泉に行って来た。旅館は水産加工会社が経営しているだけあって、刺身などはけっこうおいしかったし、けっこうのんびりした。まあ、走りまわる息子のめんどうだけが大変だったというくらいで。
 弟のところは来月には二人目が生まれるし、両親は決して健康なわけではないし、田舎のおばさんたちはけっこうなトシだしっていうわけで、行けるうちに旅行しようということだったのだけれども。でもまあ、またどこかに行けたらいいな。

 TSUTAYAが半額だったので、「鋼の錬金術師」は最後まで借りてしまった。ということで、今週中にはすべてを見終わるつもり。