こちらつつじが丘野川どんぶらこ通信950

 こんにちは。

 ということで、9月も半分が過ぎてしまいました。

 でもまだ暑いですね。彼岸までは暑いのでしょうか。

 

 そんなわけで、先日はひさしぶりに釣りに行ってきました。場所は小田原市根府川の江之浦漁港です。

 江之浦といえば江之浦測候所があるのですが、それはもう少し先ですね。

 前回は、同じ根府川の米神漁港だったのですが、今回は江之浦漁港。前回のテーマは、とりあえずかみさんが1匹釣るということで、釣りやすい米神漁港になったわけですが、今回のテーマはベラではない魚を釣る、ということで、こちらを選びました。

 まあ、回遊魚がいるといいなあ、と思ったわけです。で、サビキも持っていきました。

 結果から言うと、回遊魚はいませんでした。でも、サビキのしかけでかみさんはまず小さなカワハギを釣ったので、あっさりと目標達成です。ブログやFBに写真をアップしていますが、小さいカワハギはけっこう釣れました。最後にはメジナまで釣りました。

 ぼくはというと、テトラの間で穴釣りをして、でも釣れたのはネンブツダイ系のクロホシイシモチやオオスジイシモチ。ぼくは江之浦漁港との相性は良くないです。

 まあ、他にもキュウセンなどのベラも釣れました。

 料理ですが、今回はすべて刺身にしてみました。カワハギはまあわかりますが、ネンブツダイも刺身にしたのはチャレンジングでした。でも、おいしかったです。

 次回は、江戸川放水路のハゼを予定しています。

 

 トレッキングといえば、暑いので山にはいかず、御岳渓谷を歩いてみました。川沿いなら涼しいかと思えば、そういうことはなく、湿度が高かったわけですが、ボートで川を下っている子供たちはちょっと涼しそうでいいな、と。

 玉堂美術館に入り、ゴールは澤乃井で利き酒、と、なんか最後は不健康ですね。

 次回は筑波山を予定しています。

 

 今期はアニメではなくドラマ「ばらかもん」を観ていました。原作はなかなか好きなのですが、ドラマもけっこうよくできています。半田清舟役の杉野遥亮はともかくとして、琴石なる役の宮崎莉里沙が原作を見事に再現していて、かわいいです。

 あと、豊嶋花と近藤華の、美和と珠子の中学生コンビもすごくいい感じだし。この際、田中みな実はちょっと余分です、くらいに思ってしまいます。

 川藤も最初は細いかなって思ったけど、そうでもないしな。キャストが全体としていいなあと。

 

 坂井恵理著「シジュウカラ」(双葉社)が完結したので、6巻から10巻まで一気読み。

 この作品、40代、息子のいる女性漫画家が主人公。一回り年上の夫との愛のない生活の中、アシスタントをやっていた18歳年下の青年と恋に落ちるという話。逆のパターンはあるけれど、年下の男性と、というのは少ない、ということですが。でも、ちょっと前だけど「逃げ恥」での石田ゆり子が演じた土屋百合はがそうでした。アラフィフでも大丈夫、というのはけっこう重要なメッセージなのでは。

 5巻までで、夫と離婚し、だからといって年下の彼と結ばれたわけではなく、元カレが登場して。息子は母親の離婚の背中を押してくれたわけですが、大学は関西を選びます。

 とまあ、そんな感じで、別れた夫は病気が見つかり、回復したものの早期退職で寂しい一人暮らしになっています。

 なんとなく、ひと段落ついたので、6巻から先はちょっと読まないでいたのですが。あらためて後半はというと、40代既婚女性の恋する自分を取り戻す話から離れ、周辺の人物の、DV父から逃げる話や、アルコール依存の女性など、困難を抱えた女性の話がサイドストーリーとして描かれいます。でもまあ、ヒロインも彼の方も、漫画家として、成果を出していくし、元カレの編集者も支援してくれるし、マンガがドラマ化される話とか、実際に「シジュウカラ」がドラマ化される話と重なったりして。後半はもう少し違ったテーマになっているのかな。二人は暮らし始めるものの、結婚はしない。そういう制度への疑問というのも投げかけられる。それでも、二人で幸せに暮らそうとするし、息子も応援してくれる、そして50歳の誕生日を迎える、というハッピーエンド。

 でもまあ、50歳でも若い人は若いし、魅力的な人は魅力的だし、取り戻せるものでもあるのかな、と、そういうことが大事だと思う作品。

 別れた夫は、なかなか悲惨な末路ではあるのだけれど。

 

 立岩真也著「弱くある自由へ・増補新版」(青土社)、「介助の仕事」(ちくま新書)も続けて読みました。

 「弱くある自由へ」は、一つは、ALSの患者のように、人工呼吸器がなければ生きられない、手足も動かせず、眼球運動だけでコミュニケーションするしかないようになったとしても、それで10年以上は生きられるのだから、生きるべきではないか。そのための介助は受けられるべきではないか、そしてそれは行政が担えばいいのではないか。そういうこと。ALSになったからといって、生きられるものを死ぬ必要はないではないか、というのはそう思う。同時に、そうしたものを主体的に勝ち取ってきた障害者のことも語られる。

 障害のある2歳の子供を殺してしまった母親の裁判で、一方で母親の減刑を求める声があり、他方で一部の障害者は、障害者だから殺されても母親が減刑されるのはおかしい、と主張する。それはそうだとも思う。

 これについては、ぼくはやはり、減刑されるべきだと思うけれど、その責任は行政が担うべきことだと思う。

 さて、「弱くある自由へ」の後半は、2000年当時、開始される介護保険制度をめぐる話だ。そこでは、立岩は制度に対する不安を述べる。

 そのことが、「介助の仕事」につながっていく。介護ではなく介助。高齢者介護ではなく、重度障碍者の介助、そうなる。制度がちょっと違っているし、報酬の体系もちがっている。

 この本は、研修における講義をまとめたもの、ということになっている。だから、実務的なこととそれをとりまく環境について語っている。でも、そうだなあって思うことの1つは、報酬が低いこと。それは、もっと行政がお金を出すべきだし、その仕事で生活できる水準にすべき、というのはその通りだと思う。

 ちょっと離れてみると、ホワイトカラーはAIに仕事を奪われるっていうけれど、それでいいのかもしれないとも思う。そうではなく、介助の仕事に対して、もっと報酬を出すべきではないか、と。

 どうやってビジネスで成功するか、みたいな話が、あちこちにあるけれど、その対極にあるものが、社会を支えているのだと、改めて思うのである。

 

 血糖値が上がってきて、デベルザに加えてエクメットまで処方されたのだが、飲むとけっこう倦怠感がひどいです。今はちょっとエクメットをお休みしています。

 デベルザを飲むだけで、体重は2キロくらい簡単に減ります。尿から糖をどんどん排出して血糖値を下げる薬ですからね。

 エクメットは2種類の薬が複合したもので、肝臓からの糖が放出の抑制と、筋肉や脂肪での糖の吸収の促進なのですが。これがどうかと。デベルザだけでも倦怠感があるんですけどね。

 ということで、炭水化物とアルコールは減らします。