末広湯(再び)

tenshinokuma2018-10-01

 今夜の銭湯は、久しぶりに行く、葛飾区の末広湯でした。夕方、自転車でひとっ走り。今日は暑い一日でしたが、夕方はそれほどでもないし、帰りは気持ちよかったですね。
 末広湯は、先日、背景が描き替えられたばかり。湯島ちょこさんが描いたゆーゆほのかちゃんもいる、とのことで。
 ということで、男湯へ。まず、脱衣所が広いことにびっくり。って、実は、真ん中にロッカーがないからなのですが、そのために広々としているんです。
 浴室の照明は落としてあります。少し暗いほうが、落ち着いて入浴できるっていうのはありますね。昔ながらのタイプの銭湯なのですが。カランの島の間も広いので、なかなか時代を感じさせます。
 新しい背景ですが、これが曳舟川です。描いたのは丸山絵師。曳舟川というのは、実は末広湯近くまである、曳舟川親水公園のもとになった川です。といっても、江戸時代、まだ農村だったこのあたりの風景です。遠くに山が見えたかどうかはちょっと疑問ですが。
 で、男湯と女湯の間に、ほのかちゃんの絵も。ちゃんと、湯島ちょこの署名付きで。
 ペンキ画の下には、タイルによるモザイク画で、お寺のお堂のような絵です。それから、女湯との間の壁には、浮世絵のタイル画。これだけでも、なかなか見どころがあるのですが、さらに、ペンキ画とモザイク画の間に、SFっぽい女性のイラスト。うち一枚は湯島ちょこさんを描いたもの。このアンバランスさも、悪くないです。
 浴室の入口には「ぬる湯は百薬の長」「熱湯は百害あって一利なし」という貼り紙。では、お湯はぬるいかっていうと、そうでもないです。やや高めの温度で、でもまあ良くあったまる温度ですね。特別な設備はないですが、ジェットで肩のマッサージ。
 とまあ、そんな感じで、温まったあと、また自転車で帰宅するのでした