孫の湯

tenshinokuma2018-06-08

今日の銭湯は、国分寺の孫の湯でした。
九段下から、東西線経由中央線で。
国分寺駅から北西に歩くこと15分。到着したときは、8時半前でした。閉店は9時のはずなのに、なぜか暖簾が裏返し。でも、せっかくなので、中にはいってみると、番台のおばあさん、一言もしゃべらずに、こっちを見る。
「もう閉店?」
「あと一人入っているので、出るのを待っているのよ」
「すぐ出るから、いい?」
「入った気がしないでしょ」
「でも、せっかく来たのに入らないで帰るっていうのも」
「・・・・・」
「すぐ出るので」
 おばあさん、しょうがないなあ、という顔。
 ということで、460円を払って入りました。
 躯体こそ、昔のままの銭湯なのですが、びっくりするのは、岩風呂風の装飾。浴槽は女風呂との間の壁にそって配置されていて、それをとりかこむような岩の山。これが背景になっているので、ペンキ画なんてありません。
 もう一人のお客さん、ゆっくり入ってくれているといいなあ、と思いつつ。
 お湯の温度はちょうどよく、いくらでもまったりと入っていられます。深い方にバイブラ、浅い方にマッサージ。ということで、バイブラにまったりとはつかっていたのです。すてきなお風呂なので、本当に、もっとゆっくりつかりたかったのですが、早く出るという約束なので、心残りだけど、適度なところで出ました。
 閉店は9時なのに、もう閉めるなんて、どうかと思うかもしれませんが、高齢者が切り盛りする店舗だし、営業しているだけで十分かな、と思います。
 ということで、「素敵なお風呂なので、今度ゆっくりきます」。
 さすがに番台のおばあさんも笑顔で見送ってくれました。