こんばんは。
8月も残りわずか。ずっと天気が悪くて、8月は夏という感じがしませんでしたね。
まずは宣伝から。先月末に、トーキングヘッズ叢書No.71 「私の、内なる戦〜生きにくさからの表現」が発売されています。今回もまた、ぜひともご購読のほど、よろしくお願いいたします。
次にご報告。今月末で、サラリーマン生活をやめてフリーランスに戻ることにしました。
まあ、ベンチャー企業の日本法人に参加したのが去年の1月。ぼくのミッションは、会社をある程度メジャーにすることでした。結果として、ソフトバンクの出資を受けることができて、ぼくの役目は終わったというところです。そうであれば、慣れないサラリーマン生活を続ける必要はないので、退社することにしたわけです。
そんなわけで、日本法人はソフトバンクの子会社となり、ちょっとの間だけ、大企業の社員になってみました。
かつてのクライアントにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、また一緒に仕事をさせていただけるよう、お声掛けさせていただいています。
かつて、環境エネルギー政策研究所に1年間だけいたことがありますが、それ以上に激動の20カ月ではありました。
夏という感じがしなかった、8月ではありますが、19日土曜日、友人Sと海に行きました。海に行きたいというリクエストがあり、ダイビングスクールにも通う予定があるというので、その前に、葉山の磯を潜ろうか、ということで、一色海岸まで行ったのです。
ずいぶん昔に、何度も行った海ですが、久しぶりに行くと、ずいぶんと違っていました。
まず、ウミシダを見ることができたのは、かなりうれしかったです。水族館では見たことがあるのですが、野生のものは初めて。触らせてもらいました。
あと、チョウチョウウオも見ました。これも、野生のものは初めてです。いるんですね。いや、いるのは聞いていたけど。冬を越せないで死んでしまうのかもしれませんが、小さいけれど今は元気に泳いでいました。
サザエとシッタカ(バテイラ)はたくさんはりついていました。特にサザエがこんなにいるというのは初めて。小さいけれど。持って帰りたかったですね。ムラサキウニも大きかったし。酒の肴がいっぱいいるという感じですね。
残念なのは、ウミウシの姿がなかったこと。これは次回に。
あとは、クロダイ、ニザダイ、タカノハダイ、ベラ、メジナといった地味な魚に、ソラスズメダイの宝石のような姿も。
最後は、ちょっと離れた岩にたくさんついていたハネウミヒドラに刺されました。
汐の関係もあって、今回は午前中のみ。あとは海を見ながらビールを飲んでいました。
で、そこで終わるわけではなく、逗子駅近くの八幡神社で逗子沖縄まつりというのをやっていて、そこでずっと泡盛を飲んでいたというわけです。
何しに行ったんだか。
ナシルさんの「もうすぐもずく」という曲のCDも買ってしまいました。もずくの歌です。
この夏は、7月末に、鹿児島県の川内まで行きました。義父の納骨です。かみさんの実家でちょっとのんびりと過ごしてみました。いるはずの人がいないというのも、ちょっと変な感じでした。
子供たちは義弟夫婦にすっかりお世話になってしまいました。感謝です。釣りもして、魚の処理だけはぼくがさせていただきました。
そうそう、今は、鹿児島県でも清酒を造っています。「薩州正宗」という銘柄で、串木野だったかな、芋焼酎の蔵で造りはじめたようです。今回は純米を飲みましたが、やや甘めで、さつま揚げなんかが合いそうな、けっこうおいしいお酒でした。
8月にも夏休みをとりましたが、天気が悪かったせいもあって、特に何もせずに過ごしていました。ベルギーの奇想ということで、BUNKAMURAには行ったか。
ポスターはボスの絵ですが、個人的には現代の作品の方が好きかな。
そうそう、会社が汐留になったので、ヴァニラ画廊も近くなりました。ということで、与偶という人形作家の展示会「フルケロイド」も観ました。これは良かったです。
とても痛々しい、手足がなかったり目から血を流している人形なんですが、そこにはそれでもサバイバルしていこうという強い意思を感じるのです。不気味とかそんなんじゃなく、もっとストレートなもの。もう終わってしまったのですが、関心があれば、ネットで検索してみてください。というか、今回のトーキングヘッズ叢書でも取り上げられていますね。
海に行ったと書きましたが、泳ぐのが久しぶりなので、事前に2回ほどプールに行きました。友人Sは元水泳部ということなので、こっちも泳げないといかんかなあ、と。
でも、昔ほど泳げないというか、25メートルごとに休んでいたりして、体力は落ちていますねえ。いかんです。
でも、これを機会にプールに通うことにしました。水着も度つきゴーグルも新しくしたし。
これで少しはやせる、というか血圧が下がるといいですね。
民進党の代表選挙が行われています。これ、次の総理大臣選びというつもりでやってほしいです。
ぼくとしては、枝野を支持。彼が「Sight」かつて語っていたのは、「夫婦別姓がこれからの重要な争点」みたいなことでした。これはもちろんメタファ。多様性をいかに受け入れていくのか、そのことを引き受けるリベラルさです。
それから、実利的な話になってしまうと、共産党と連携するか、小池百合子と連携するかということなのかもしれませんが、ぼくは小池百合子という政治家を信用していないので、共産党と連携していただきたい。というより、民進党より共産党の方が支持されているのが現状ではないだろうか。
あとは、安倍とトランプ、どっちの退場が先かな、と。そんなことを思っています。
久しぶりだけど、本の話はしなかったですね。
ではまた。