末広湯

tenshinokuma2017-03-07

今夜の銭湯は、千葉県浦安市の末広湯。
最寄り駅は東西線浦安駅
駅を降りて、南南西の方角に道なりにあるき、松の湯の前を通りすぎ、橋を渡った先で左折。文化財の旧宇田川邸の隣にある銭湯。
松の湯もちょっと老朽化していて、入浴料が350円だったけど、こちらもまた350円。建物の痛みはけっこうはげしく、床もぼこぼこ。でも、こんな時代にとりのこされた空間にいるのは、嫌いじゃないな。
隣は文化財だけど、こっちは、文化財にはならないんだろうなあ。
番台に誰もいないと思ったら、女湯の側から、意外に若いおかみさんが顔を出した。で、入浴料を払う。
浴槽のお湯はぬるめ。いつまででも入っていられる。若者ふたりが、お湯につかりながら、ずっと話し込んでいる。もちろん、のぼせないくらいの温度。
ペンキ画はないけれども、女湯との間の壁には、浮世絵のタイル画。これがなかなかすてきなんだな。
タイルはあちこち補修してある。蛍光灯も一部は消してあるので、ちょっと暗い。
このなんともいえない空間で、ぼくもすっかりとはまってしまった。どこにいるんだろう、ってなくらい。
帰りには、清龍神社にお参りしました。