井川湯

５月２９日に行った銭湯が、横浜市の井川湯です。

最寄り駅は京急の子安駅なのですが、JRユーザーなので京浜東北線の新子安駅から歩きました。といってもたいしたことない距離ですから。

不定休ということだったのですが、幸いにも営業していました。この不定休には、意味があったので、それはのちほど。

ネットによると、横浜市で二番目に古い銭湯だとか。建物は古さを感じさせないのですが、タイル画がたくさんあって、それだけでも見る価値がある、小さな銭湯です。

玄関には錦鯉のタイルですが、浴室にも二宮金次郎とか、いろいろ。ペンキ画もあって、女湯には富士山、男湯にはそのすそのに続く海でしょうか。

入るときに、女将さんから「お客がいないからゆっくり入ってね」と言われました。もちろんゆっくり入りますとも。

お湯は気持ち熱いくらいで、気持ちよく温まれます。

ほんと、美しいタイル画を観ながらの入浴は至福です。

風呂上り、テレビでは、過去の大相撲夏場所を振り返る番組をやっていました。千代の富士と貴花田、貴乃花と武蔵丸の一番など。

女将さんいわく、「わたしは大相撲が大好きなの。場所があると、お店を休んで行っちゃうのよ」とのこと。そうだったのです、両国で本場所があるときは、休業する日があるということです。それが不定休の理由。

コロナのおかげで、次の名古屋場所も開催されても見に行けないので、とても残念そうでした。

秋場所は観客が入れますように。