いつまで中学生に学ランを着せるのだろう

tenshinokuma2015-03-20

 中学生の息子に言わせると、学ランは苦痛だという。カラーとか、ほんとうに苦しい。
 ぼくも同意する。かつて着ていたわけだから、よくわかる。 ぼくも、襟のホックは外していたし、カラーもあまりしなかった。
 学ランは、あまり機能的な衣服ではない。中学校の評議委員会でも、そのことを校長・副校長に確認したら、その通りだという返事だった。
 学ランには、別の見方もある。そもそも、軍服がデザインのもととなっている。まあ、それを言えば、セーラー服も海軍の制服だし、ランドセルも背のうがルーツなのだが。
 ということで、いいかげん、学ランをやめたらどうなの?
 正直に言えば、学ランの強制は、中学生にたいする「いじめ」だ。
 さらに、こんなところで、いつまで戦後を引きずっているんだ、ということもある。
 付け加えれば、こうしたことに無自覚なまま、生徒に学ランを着せ続け、ホックをはずせば生活指導をする、そんな教師とか、それを黙認する保護者とか、どうなの?
 大人が、脱学ランをまじめにかんがえないと、いかんのではないか。PTA活動でも、しっかりとりくむ話なのではないか、と強く思うのである。
 そうでもしないと、子供たちが大人になったら、別の学ランを着なきゃいけない社会になるよ。そのくらいのことは、考えていただきたい。
 憲法第9条を守るだけじゃ、のうがないでしょ。