なんだか、今日のツイートを見ると、こればっかりでイヤになるな。
友人Aと話したこと。
まず、論文誌のネイチャーが速報誌的なところがあって、査読が十分ではないこと。
元々そういうものなので、他の研究者が、ちがうじゃん、と言って終わるようなレベルの話だということ。
理研の研究者は教育が求められる大学の研究者や基礎研究が求められる政府系の試験場のような研究者と異なり、論文による成果が求められること。
そのことが、予算獲得に大きな影響を与えること。そのことによって、組織がぎくしゃくすること。
小保方氏はリーダーよりも、実験助手として実直に仕事をするほうがむいていたんじゃないかということ。
ぼく自身の考えとして。
理研の組織としての問題はどうなのか。ダメな研究者をリーダーにしなきゃいけないのか。
論文を執筆するにあたって、今回に不正につながる助言はなかったのか?例えば、結果を良く見せようと、別の画像を利用した方がいいのではないか、とか。
つまり、組織ぐるみの実績の偽造だったのではないか? 女性に大きな発見をさせて、理研を注目させれば、予算も増えるのではないか、とか。
STAP細胞があるかどうかは、議論する話ではなく、再試すればいい話。
東京新聞が書いていたけれども、そもそもドクターが不遇だということも。
会見で、再試に成功した人の名前が明かせなかったり、言えないコツがあるというのは、知的所有権がらみかもしれないとも思った。
2001年の遺伝子スパイ事件で、ぼくの友人の友人が、理研の研究者のおかげでキャリアをだいなしにされたということを思い出した。それも、どういう話だったのか、はっきりしないし、理研は何の責任も問われていないとも思う。
まあでも、正直に言えば、こんな話にむらがってくる人がたくさんいるという現実に、いちばんうんざりしている。
こんなの、たいした話じゃないんだよ。