筋肉痛

tenshinokuma2010-03-29

 昨日のスケートドードのおかげで、筋肉痛はまだ続いている。
 寒いので、明日の釣りはあさってに延期。
 唐十郎の「ジャガーの眼」を読了。寺山修司に思いいれがないので、ちょっとよくわからないところはあった。
 解説を読んでいて、D・M・トマスの「適合する臓器提供者を求めて」という詩の話が出てきて、これを寺山がかつて引用していたとか。この詩は、サンリオSF文庫の「新しいSF」というアンソロジーで読んだけど、それってかなりマイナーなんじゃないか、などと思いつつ、こういうところに寺山との接点があったのか、とも思ってしまった。トマスは後に、小説を書くようになっていて、「ホワイト・ホテル」という傑作がある。で、臓器移植という意味での、角膜移植、ということで、眼と一緒に想いも移植されてしまう。その想いって、何の暗喩なのかな、ということは考えてしまう。戯曲を読んでも伝わらないけど、舞台では役者の肉体を通して伝わるものなのかもしれない。
 写真は、近所で買った鳥そぼろ弁当。中味がぎっしりで、けっこう満足した。