別に研究しなくてもいいよ、と思うのだけど

tenshinokuma2012-07-20

今週のお題「夏休みの自由研究」
 ここ2年程、息子の夏休みの自由研究は、写真集である。昆虫や魚の写真をデジカメで撮影して、ノートに貼って、それでおしまい。
 コメントも何もなし、というのもすごい。でも、写真はけっこうきれいなので、それはそれでいいかって思ってしまう。
 いや、半分はぼくが撮影したものだけど。
 旅行先や深夜の公園で昆虫の写真を撮影し、あるいは釣りに行って魚の写真を撮影する。まあ、思い出と体験ということで、いいんじゃないか、とは思っている。でも、研究じゃないよな。
 じゃあ、ぼくは子どものときはどうだったかっていうと、やった記憶がないな。まあ、昆虫の標本とかつくったけど。あと、貝がらか。でも、研究したからどうっていうのはないな。
 自由研究ってかまえてしまうと、器用な子はきちんとやって、それはそれでいいことだと思うし、熱心な保護者もいろいろ手伝ってくれる。ぼくみたいに子どもの頃からいいかげんだと、子どももいいかげんになる。そりゃそうだ。
 でもね、夏休みに、何を体験したかっていうことが大事なんじゃないかな、とも思う。記録に残さなくても、アゲハチョウが庭にたまごを産みにきたり、うっかりサナギにまで育ったので、許してあげたり、と思えば寄生バチなどのおかげで死んでいたり。そんなことだと思う。きっと、それを保護者が観察記録にするのを手伝うっていうのはあるのだろう。でも、本人が望まなければ、それはいいや。
 息子にとって、等身大の自由研究でいいと思っている。
 ということとは関係なく、写真は昨日のICTカンファレンス。スマートということの本質が、世の中にはなかなか伝わっていないなって思っている。