「e−コンパクトシティ」と「発送電分離は切り札か」

tenshinokuma2012-06-20

 少し前に、鮎川ゆりか著「e−コンパクトシティが地球を救う」を、そして先日は山田光著「発送電分離は切り札か」を読了した。発行元はいずれも日本評論社
 ところで、この2冊に共通するのは、いずれもぼくが出版社に持ちかけるという相談をされていたことだ。それもまったく別ルートで。ぼくの力がほんとにおよばなくって、申し訳なかったのだけれども、こうして出版されたので、とてもうれしい。著者には申し訳ないと思いつつ、拝読させていただいた、ということになる。さらに、鮎川さんの本では、ぼくの「スマートグリッドがわかる」にも言及していただき、ほんと、すいません。
 それはそれとして、どちらの本も日本評論社と、同じ出版社から出ている。偶然といえばそうなのかもしれないけれども。でも、こうした本を出してくれる日本評論社は、いい会社だと思う。勝手にきめつけてるけどね。そのうち、ぼくの本も出してくれないかな。今、“スマート”をテーマにした本を構想しているので。
 今は、斎藤貴男著「「東京電力」の研究」を読んでいる。これは講談社だけれども、実は斎藤氏からぼくは取材を受けていて、そのお礼としていただいた。その証拠に、巻末の参考文献にぼくの本も入っています。で、読んでいるけど、これも面白いです。3月11日の勝俣会長の中国でのこととか、スリリングなところもあって、物書きとして、ぼくなんかよりははるかに格が上だなって、そう思います。