こちら葛飾区水元公園前通信781

tenshinokuma2011-09-27

 また、宣伝からですみません。
 「エコノミスト増刊10月10日号、エネルギー大転換」で、記事を2本書きました。ということで、立ち読みでいいので、読んでやってください。「Q&A 電力ビッグバン」他です。電力会社には迷惑な記事かもしれませんが。

 そんなわけで、もうすぐ9月もおしまい。1年の4分の3が終わってしまうんですね。何だか、早いです。毎年のことなんですけど。

 今月は、いつものところに釣りに行きました。でも、目立った釣果はなかったかな。正確に言うと、小さなベラばかりか。息子がイシモチを釣ったのは、ちょっと良かったかな。あと、息子の友達が、小さいけどカワハギ。でもまあ、久しぶりだったんで、それでいいです。
 あとは、もう一回くらい、ハゼ釣りしたいな。

 お祭りもあったわけですが、今年は事情により、子ども神輿と山車のみ。というか、実は町内会の集会所は相続税を支払うために、土地の持ち主が売却しなきゃいけなくなって、それで神輿を置く場所もなくなってしまったというわけで、それでも子ども神輿だけは児童館で預かってもらっているという。
 まあ、それはそれで大変でしたけど。町内会の祭りとしては、このくらいでいいんじゃないかっていうのはあるな。重い神輿を、外から人を呼んでまでかつぐかっていうところだな。

 最近見ていたアニメ、といえば、「日常」夏目友人帳参」「輪るピングドラム」「うさぎドロップ」といったところ。どれも面白かったので、満足しています。もし機会があれば、ぜひ、レンタルビデオでどうぞ。
 「日常」は、シュールな日常です、としか言いようがないな。
 「うさぎドロップ」は、小学生のところで話が終わってしまったんだけど、主人公が祖父が残した幼い娘を引き取って育てるという話。事実上の父子家庭なんだけど、実の母親の描写が微妙でいい。漫画家なんだけど、子どもを育てる気持ちがまったくなくって、自分のことでせいいっぱい。こうした女性は、普通だったら非難されるんだろうなって思う。でもね、そんなこと言ったって、しょうがないじゃん、と思う。たぶん、同じ立場で男性だったら、非難されず、母親がじっと耐えて子どもを育てるだろうし、そういう物語は過去にたくさん書かれている。そして、母親への非難がためらわれるのは、自分の中でせいいっぱい生きていくしかないから。そこは認めてあげなきゃ、いけないのかもしれない、という気もちになる。
 そういや、「夏目友人帳」も、主人公は子どものいない夫婦に引き取られたんだっけな。あののんびりした風景の中で、ゆっくりと気持ちを開いていく、そういう成長物語でもあるんだけど。
 って言うと、じゃあ、「日常」の東雲研究所のハカセとナノはどうなのかっていうのもあるかもしれない。
 っていうか、「輪るピングドラム」は兄妹で生活している(住まいが、どうしても「うさぎドロップ」とかぶってしまうのは、ぼくだけじゃないと思う)し。
 すでに、新聞の文化欄なんかで指摘されているけれど、こうした家族の話ッテイウノハ、」マンガではたくさんある。「よつばと」もそうだし。
 家族の姿って、多様なものなんだけれど、そうしたものが、マンガはきちんと提示し、受け入れられているっていうのは、いいことなんだと思う。標準世帯だけが家族の姿じゃないのだから。千田有紀の本を読んだから言うわけじゃないんだけど。

 さて、東京ヤクルトは、今年は優勝するのでしょうか。先日の中日との4連戦は、3勝1敗と、なかなかきついものだったんですが、ナゴヤドームの試合があと5試合もあるし、中日は何となくヤなチームなんで、まあ、なんですね。
 村上春樹によると、田中浩康のかまえたバットが、ネコのしっぽみたいだっていうのは、そう言われるとそうかもしれないって思うし、それを日本シリーズで見たいって思うのは、ぼくだけではないと思います。

 そんなわけで、Wiiの「ドラクエI II III」を買ったのに、まだ自分では少しもできていません。忙しいので、簡単なRPGならいいかな、って思ったのにな。

 ではまた。