胡録神社

tenshinokuma2011-02-26

今週のお題「心に残る映画」
 写真は、市川にある神社。といっても、昨日の写真とは別物。もっと川よりにある。

 さて、心に残る映画だけど、あえて言えば、「ジーザスクライストスーパースター」というロックオペラ。ロックという音楽によってなされた宗教思想の問い直し、みたいな話をすればいいのかな。当時も今も、キリストがいた土地は、パレスチナ問題などがあるし、何度も中東戦争が起きている。そんな中で、ジーザスは何を人々に求めたのか。けれども、それがいかに理解されないのか。ジーザスの死によって、理解されたのだろうか? ジーザス自身も迷っているのではないか。遠藤周作が、イエスをもっともよく理解していた弟子はイスカリオテのユダだと指摘しているけど、このオペラでもそれは同じ。
 人々が、とりわけ若者と自分をまだ若者だと思っている人が持つエネルギーと、それに立ちふさがる壁、いかにもロックといったものが成し遂げたものだし、舞台ではなく映画になることで、完成した形のものになっているんじゃないか、そう思う。劇場で2回も観た映画は、これだけだし。

 もちろん、心に残る映画は、もっとたくさんある。好きな監督からそれぞれ1本を選んでみたい。
 リュック・ベッソンだったら、「サブウェイ」。たぶん、イザベラ・アジャーニがもっとも彼女らしく美しく撮影された映画。ということとは別に、ロックのテイストを一番感じる。
 ジャン・ジャック・ベネックスだったら、「ロザリンとライオン」。主人公は挫折なんかしない。
 ジャン・リュック・ゴダールだったら「探偵」
 小津安二郎だったら「東京物語
 まだまだあるけど、このぐらいにしておこう。

 昨日は、LD/ADHDの体験学習会に参加。親も先生も子供を怒るけど、子供は見たり聞いたりが集中できる環境になければ、理解できないのはあたりまえで、それどころかストレスを感じている。そういうことは理解してね、という。ぼく自身、今でもそういうところがあるし、子供のころは本当に、集中力がなく、国語の授業ってまったく理解できなかった。漢字もぜんぜん書けなかったし。それでも、現在、どうにかなっているのは、何等かのトレーニングを結果としてしてきたからだな。

 今日は、前に契約していたインターネットの機器の撤去工事。それに、田んぼに関連したミーティング。
 BGMはE Family、シーラEとその家族(親兄弟)のアルバム。4人ともパーカッション。なので、豪華なゲストミュージシャンになる。サイトだけで販売していて、昨日、アメリカから届いた。11日(日本時間)に注文したので、ちょうど2週間かかったことになる。