連休明け

tenshinokuma2010-05-10

 立岩真也ベーシックインカムの本を読んでいる。ぐだぐだとした書き方が、なんか、よくわからないなりに、気持ちいい。
 たぶん、そう書くしかないようなことなんだろうな。

 死刑制度についても、ぼくは廃止論者ではあるのだけれども、思想というコンテクストの中で、ぐだぐだと考えてみるということもあるんじゃないか、と思うようになった。
 死刑に賛成している人の多くは、さも自明なことのように、「命をもって償わなきゃいけない」って言うけれど、それは自明じゃない。でも、考えてみれば、ぼくが、死刑は廃止すべきだといって論拠としていることもまた、自明とは限らない。