昨日、神田のあたりの路地を歩いていて発見。
小さな神社だけれど、神田明神並に由緒正しいらしい。
稲荷神社が好きなのは、お狐様がかわいいこと。神道と距離があること。神社で天皇がどうのこうのってあると、ちょっとヤダ。八百万の神、氏神様の世界なのだから。
そういうわけで、先日も近所の大下稲荷神社にもおまいりしてきた。半田稲荷神社にも行こう。
今日は学校公開なので、子どもたちの授業をのぞいてから仕事の予定。
インタビュー2本。
「神の雫」を読んだので、ワインが飲みたくなる。今夜は買って帰ろうかな。
つるかめで売っている、新世界ワインは安いけどけっこう飲める。TESCOのイギリス人バイヤーのおかげかな。
それはそうと、
昨日の報道。中国のGDPが日本とほぼ同じになったという。
これは日本にとって残念なことだろうか?
たぶん、逆だ。むしろ、日本はもっと早く中国に抜かれるべきだった。
人口を考えてみよう。中国の人口は日本の10倍もある。これを考えただけでも、抜かれるのは不自然ではない。
もっと早く抜かれるべきだというのは、この比較がドルに換算して行なわれるという点にある。
人民元はドルに連動しており、ドル安になると人民元も安くなる。けれども、貿易収支などを考えると、人民元はもっと高くならなくてはいけないはずだ。不当に安い人民元が、見せ掛けのGDPを小さくしている。
言うまでもなく、日本はその逆で、円高でGDPが高くなっている。
本当は、もっと人民元が高くなるべきなのだ。そのことによって、海外からの購買力が増せば、日本の商品も買ってもらえる。日本は中国という大きな市場にもっと参入できるはずだ。
GDPが高いかどうかではなく、市場にアクセスしてお金を稼いで、みんながごはんが食べられるかどうかということが大切だ。そして、豊かになることができるのなら、日本のGDPは3位でも4位でもかまわない。