日枝神社の菩薩

tenshinokuma2009-01-30

 
 神社に菩薩というのも変なようだけれども、出土したものなので、祀ってあるとか。
 遠い昔は神社とお寺は一緒にあったけれども。

 この2週間ほど、実はちょっと気分が晴れていない。
 先週の金曜日、ある研究会のホームパーティに招かれた。実はその研究会で本を執筆していて、その出版企画がこの日、採用されたということでは、めでたいのだけれども、昨年、メンバーが1人、欠けてしまっている。その方のまだ元気な頃の写真などを見ながら、その人がまだいる気持ちになって楽しく過ごしたのだけれども、でももういない事実というのは変えられない。

 たぶん、その1週間前なのだと思う。仕事上のおつきあいのあった方が、やはり亡くなった。昨年3月、グリーン電力をめぐって、かなり話し込んだし、その人が関わっているプロジェクトは日本酒のおいしいところなので、機会があったら飲もうね、と言っていたのだけれども。
 そのことを、ほぼ1週間後に間接的に聞いた。ぼくはショックだったけれど、その後お会いしたその方の上司はそれ以上に大きなショックを受けていた。
 まだまだこれからの人なのに。

 けれども、ぼくたちは前に進まなきゃいけないと思うし、そのために生きていかなきゃいけないと思う。それしかできることはない。
 そうは思うのだけれど、少し引きずってしまうことも事実だ。

 今夜は別のホームパーティにおよばれした。それもとても楽しい会合だった。おいしい手料理をたくさんごちそうになったし。
 こちらも、仕事と関係ないわけではなく、というかクライアントそのものが困難に直面しているのだけれども、でもやはり、それは乗り切っていかなきゃいけないものなのだと、あらためて思う。ぼくにできることは、ほとんどないのだけれども。
 というか、ぼくはぼくで、乗り切らなきゃいけないことがたくさんある。