エアコン増設

tenshinokuma2010-07-28

 工事があるので、自宅で作業中。
 資金はわずかばかりの印税。
 ボーナスという言葉をすっかり忘れたな。

 ということで、トーキングヘッズ叢書No.43が、今日あたりから店頭に並んでいると思う。
 ということで、ぜひ、買ってくださいね。
http://atelierthird.jugem.jp/?cid=42

 夕べは、柴又の花火大会でした。
 娘は友達と見に行ってしまったので、ぼくは息子と2人で、土手の下で見ていました。
 けっこう、近くまで歩いていったので、なかなか迫力ある花火をみることができました。

 以下、別のブログに書いたことを、コピペしておく。

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取り急ぎ、書いておく。
今日、7月28日午前中、千葉法相の下で、2人の死刑が執行された。
死刑廃止論者の法相の下で、ということだ。
残念でならないし、ショックですらある。

第一に、なぜこの時期に、自分のキャリアを汚すような選択を千葉法相がしたのか、ということが残念だし、よくわからない。落選したからやけになって、ということではないだろう。
また、死刑廃止という思想信条の中で、自分の意思決定で2人の命を奪ったことは、千葉にとって、どういう意味を持つのだろうか。重いものをかかえやしないだろうか。

第二に、千葉法相の下ということだけではなく、民主党政権での執行ということにもなる。鳩山の言う「いのちを守る政治」というのは、まだ生きていると思っていた。それは、政党としてのポジションとしてあってしかるべきだったと思う。世論がどれほど死刑に賛成しても、「いのちを守る」という部分を大切にするという文脈においては、執行しないほうが良かったし、それが全体として良いイメージをつくっていけたと思う。

千葉に対して、問うことといえば、そもそも在任期間中にどれほど死刑廃止に向けた活動をしたのかということだ。法相として、発言しにくい部分があるかもしれないが、それこそ、民法改正に反対している亀井静香を巻き込んで議論の場をつくるべきだったと思う。そのことは同時に、民法改正の議論の場も同時につくるということにもなる。
そうした努力が十分ではなかった、ということについては、千葉に問いたい。

「いのちを守る政治」ということをつきつめていけば、それはぼくたち自身の命だけではないというところにつながっていくはずだ。でも、菅政権になって、そのカラーが薄れてしまったことに加え、その先にあるものが壊されてしまった。

まさか、とは思う。でも、現政権が千葉法相に対し、死刑を強要した上で、議論の開始を引退直前の政治家に認めた、ということでもないだろうな、ということはないだろうな。