こちら葛飾区水元公園前通信681.5

 「鋼の錬金術師」って、前から評判が高かったのだけれど、とりあえず劇場版「シャンバラを征く者」を見ました。なんか、兄弟愛がちょっとやだなあ、というのはあったんですけれども。うーん、どうなんですかね。
 第1次世界大戦後のドイツを舞台に、差別されるロマやユダヤ人やフリッツ・ラングが登場し、ナチスが台頭する前夜、というなかなか凝った設定でつくられているんです。それはいいんです。でも、多分、「鋼の錬金術師」の作品の持つ世界って、なかなか、映画だけじゃわからないのかもしれません。