常楽湯

火曜日の銭湯は、前日に引き続き大船にある、常楽湯でした。
この日も会社を3時に出て、京浜東北線で向かいます。
東海道線大船駅から、一度西口に出て、川沿いを歩きます。そのあと、踏切を渡って少し歩いたところ、モノレールの手前の路地を入ったところにあります。
何となく、東口に出て南に歩いた方が近いような気がするのですが、実は東口からだと橋を登らなきゃいけないのです。
ということで到着した常楽湯ですが、なかなか渋い感じですね。薪が積まれているのが見えていて、昔ながらの銭湯だな、と。
ということで男湯へ。
入浴前にトイレに行くことが多いのですが、ここは今となっては貴重なダイレクト・クローゼット。
浴室はなかなか明るい感じで、背景の駿河湾から見た富士山が鮮やかです。22年5月に描かれたものですが、もちろん2022年なわけはなく、平成22年なのでしょう。名前がないけど、中島絵師なのかな。古いわりには保存状態も良く、なかなか素敵です。他にも、ペンキ画の下や女湯との間には、山なみを描いたタイルのモザイク画。
でも、実は見るべきタイル画はそこではなく、浴槽です。浴槽の底に、錦鯉が泳ぐタイル画があるんです。これがなかなかいい雰囲気を出しています。
お湯は温まるのにちょうどいい温度。まったりするにはちょい高め。前後の幅が小さいので、横方向ではないと足はのばせないというのが、ちょっと残念かもしれませんが、この日はお客が少ないのをいいことに横方向で足をのばしていました。
帰りは橋をわたって東口方面に。風呂上りに階段を登るのはどうかというところですが、西口よりもにぎやかなので、それはそれでいいかな、と。ひばり湯の前も通り、大船駅到着。
ということで、これで鎌倉市の銭湯5軒はすべて訪問させていただきました。

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