阿波尾鶏としいたけ侍

tenshinokuma2013-07-05

 参院選公示二日目。
 昨日の朝、近所の掲示板に最初に貼られたポスターは山本太郎だった。
 誰に投票しろ、とは言わない。でも、何となく、選挙が終わったあと、有権者から「与党は議席をとりすぎたと思う」というような声が聞こえてくるような気がする。終わってから言うなよな、と思うんだろうな。
 その前に、投票には行けよな、とは言っておく。
 あまり期待はしない。むしろ、3年間の与党やりたいほうだい時代が来ることが、素直にイヤだと思う。思うけど、
日本人の多くはドMなので、それでいいと思っているのかもしれない。ぼくはヤだ。そんなものに白紙委任はしない。
 でも、考えようによっては、たかが3年だな、とも思う。アメリカ人はブッシュの8年に耐えたのだから、それに比べたらいいんじゃないか、とか。
 でも、3年後に、もっと救いようがない状況になっていたら、ヤだな。
 アイデンティティに回収されない政治が必要だなって思う。「強い日本」とかそういうアイデンティティに回収されない。尖閣諸島より日々の生活なのに。オリンピックよりも、もっとみんなが気軽にスポーツできる環境、ボール遊びができる公園なのに。
 そう思うと、残念系のぼっち主人公は、安易にアイデンティティに回収されないだけ、強いと思う。そこに親近感を感じる若い世代の方が、ぽんこつオヤジよりもよほどまともだ。いっそ、選挙権を30歳未満にしてしまえ、とか(30歳以上を信じるな)もあるかもしれない。
 そんなことを想っている。