アジアスーパーグリッド

tenshinokuma2012-03-09

 自然エネルギー財団のシンポとLED照明展の取材。
 自然エネ財団は、まあ、自然エネだけじゃなく、目玉はアジアスーパーグリッド。中でも、日韓送電線というのは、重要なポイントだ。自然エネ的には、モンゴルで大量の風力と太陽光を開発し、日本にも送電するということになる。でも、短期的にはアジア大陸の安い電力を輸入するということにある。そして、電力市場が全面自由化されれば、この電力を供給することができる。ソフトバンクが通信でやってきたことを、電力でもやる、ということになる。
 悪いことじゃない。長期的に、自然エネを日本で利用しようとしれば、自然な発想だと思う。日韓送電線のABBの見積もりは、200億円程度。孫によると、自分のポケットマネーでできるレベル、だとか。うーん、それがポケットマネーなのか。
 それにしても、この1年くらい、電力自由化発送電分離の議論は、日本にとって極めて重要なものになる。地域独占の権力を残すのか、これを解体してイノベーションを促進するのか、ということだから。
 それはそうと、ライトレセプションでは、久しぶりに会ういろんな人と話ができて良かった。