新小岩

tenshinokuma2011-12-04

 今日は娘と一緒に、葛飾中学校の学校説明会に。
 不登校の子どもを受け入れる私立中学校。
 でも、ビデオを見ていて思ったのは、「公立中学校よりずっといいじゃない」っていうこと。
 どうしてかっていうと、生徒の立場から見て、生徒がやりたいことができるし、それをサポートしてくれるのが役割っていうことがはっきりしていること。もちろん、学校だから、指導要領にそったカリキュラムもきちんと提供してくれる。とはいえ、不登校しているとどうしても遅れちゃう生徒もいるから、それはそれでサポートする。がんばって、けっこうレベルの高い高校に入る生徒もいるし。
 とは思う。問題は、通うのに距離があること。うーん、葛飾区の端から端、なんだよな。
 それにしても、いろいろ考えてしまう。たとえば、文化祭。娘が通う中学校の文化祭って、小学校でいう学習発表会だよなって思う。それでいいのかな?という疑問。先日、高校の同窓会で、当時の国語の先生が「高校の問題って、みんな新入生を高校生だって思って受け入れようとするけど、本当はこれから高校生にしていくのが学校の役割」だって言ってた。この言葉を中学校に置き換えてみれば、そうなんだろうなって思う。
 学校に行かないのは、本当じゃなくって、行けないっていうことなんだな。行きたくて行けないというのもあるし、そもそも別のことがしたいっていうこともある。いずれにしても、それは義務教育の「義務」を持つ側がフォローすべきことだとも思うんだけど、というのが正直なところ。どこまでフォローすればいいんだっていうことはさておいて。
 つまり、このくらいのことは、公立中学校でもやってよね、ということかな。
 ということとは関係なく、写真は一昨日の城南信用金庫での記者会見。金融機関も分散型で、というのが、なかなかいいな。