テレビはたしかにきれいだった

tenshinokuma2011-02-17

 昨日は、三菱電機の研究成果発表会を取材。
 スマグリ関連の展示が多かったし、そちらが今回の取材の目的。
 メーターとか実証試験とかいろいろあったし。スマートメーターは実用に確実に近付いているとは思った。電力会社も納得していくしかない、というような。
 でも、電力会社ごとにメーターに仕様がちがうというのは、なかなか難しいかもしれない。標準化はどうするんだろうっていう。
 スマグリで一番大事なことは、技術が開発されて、消費者にとってどんなメリットがあるのかっていうこと。それこそ、議論しているものだ、とのことでしたけど。
 でも、電気料金の基本料金を下げたりとか、合理的な省エネとか、できると思うんだけどね。というか、それ以上に快適な暮らしにしてもらいたいわけだが。
 省エネシミュレーションは、けっこうすぐれものだと思う。中規模以上のビルで、照明と空調のエネルギー消費を3割くらい減らせる。照明の場合、作業に必要な照明にすると、本当に人のいないところは暗くなる。広いオフィスを薄暗くして仕事をするのがいいのかどうか、というのは文化の問題。PCは多少暗い方が見やすいし。でも、まさに、文化がネックになりそうだな。部屋全体を明るくしないと気が済まない人はたくさんいる。
 ということで、実はユニバーサルデザインなんかも、いろいろ話を聞いたりもしたけど、IHが高齢者には複雑すぎて使えないということは、わかっていたとか。だから、高齢者用のIH。ようやく、ってなかんじかな。
 写真は、純粋な赤色LEDを使ったディスプレイ。確かに赤は鮮明だったし、白もくっきりしていた。ということに、感心してしまった。

 とまあ、そんなわけで、途中だった新編日本のフェミニズム「グローバリゼーション」を再び読み始める。
 莫言の新刊が岩波現代文庫から出たので、買ってしまった。文庫オリジナルである。これは買いだ、と思う。