「木でできた海」と「犬たち」読了

tenshinokuma2009-05-20

 写真は水元公園にいたネコ。

 ということで、ジョナサン・キャロルの「木でできた海」とレベッカ・ブラウンの「犬たち」を読了。
 「木でできた海」は本当に面白かった。キャロルは本当にいいです。いままでのキャロルにはなかった設定というか、風呂敷の広げ方なので、びっくりします。
 ただ、前作の「薪の結婚」が違う形で風呂敷を広げていたということも考えておくべきだと思います。
 それがどうであれ、人生、思い通りにならないというか、落とし穴だらけというか。

 レベッカ・ブラウン松浦理英子がなんとなくだぶってしまうのは、ぼくだけではないと思います。