こちら葛飾区水元公園前通信747.5+清の湯

tenshinokuma2009-03-27

 24日、謙信SAKEまつりin表参道に参加しました。抽選会で、上越の蔵のお酒20本セット(1合×20本)をいただきました。これは花見のときに飲もうと思っている。

 そんなわけで、昨日はかみさんと子どもたちが鹿児島に行ってしまったので、一週間は1人暮らしです。とはいっても、ゆったりするどころではなく、土日も仕事です。まあ、しょうがないですね。

 初めて、坂本龍一のアルバムを買ってしまいました。「Out of noise」です。何だかとても気になったので。
 実は、かなり以前のことですが、音楽が聴けない時期がありました。現代音楽すら、という。ライヒでもだめで、じゃあ何を聴いていたのかというと、熱帯雨林の音のCDだったりします。それはそれで、けっこう気持ちいいんですけど。
 ぼくは今でも、音楽を携帯するということがありません。
 とまあ、そんな感じなので、あらためて、ノイズのアルバムということで。
 計算されたノイズですか。感想は、書きにくいですね。でも、1人でじっと聴いていたい音だとは思います。

 バーシアの何年ぶりかのアルバムというのも出ました。これも買ったのだけれど、まだ聴いていません。

 そして、12月に注文したウェンディ&リサの新しいアルバムも届きました。あまりにも遅れているので、まだ届かないぞってメールをしたら、もう発送しました、という返事が来て、しかもそれは事実で、翌日くらいにCDが届きました。アメリカから発送しているので、本当だったとしか思えません。坂本龍一よりは、ちょっとだけましなケースに入っていました。

 「神の雫」の20巻、第6の使途は、モダン・バローロでした。実は一昨年、ものすごく感動したワインがあったのですが、それはやはりモダン・バローロだったことを思い出しました。評判が落ちたバローロを新しい栽培者・醸造家が再興させたというのが、モダン・バローロです。可能な限り、良質のぶどうを栽培し、丁寧に醸造する。その結果、語るべき言葉の多いワインが出来上がっている、そういうものでした。

 林恵子の「できる女はやわらかい」(亜紀書房)を読んで、編集中に出せなくなった本を思い出しました。似ているなあって。成功した女性から学ぶことは多いけれども、それが共感を得られるとは限らない、というものです。だから、そこの作りこみにすごく気をつかったのだけれども。この本は、そうですね、どうかな。

 写真は、夕べ行った清の湯という、町屋の銭湯。駅の近くで、入り口の両脇が居酒屋になっているので、わかりづらいかもしれない。
 ひっそりとした暗く静かな感じの銭湯だったけれど、昔ながらのつくりでこじんまりとしていて、ペンキの壁画はあえて富士山ではなく裏磐梯を描いていた。ここの銭湯の特長は、昔ながらの木桶を使っているということ。ケロリンではないのだ。これを使うというだけでも、行く価値はあるかもしれない。貸しタオルは無料だし、お湯もちょうどいいし。何もたいした設備はないけれど、女湯から聞こえてくる小さな子どもの声がなんとなくなつかしかったりするのであった。