paradice

昨日の銭湯は、4月29日にオープンしたばかりの、三田のparadice。って、看板はなぜか万才湯。実は、かつてこの地にあった銭湯、万才湯の跡地にできたサウナ施設。個室サウナもあるという。男性専用だけど、10日、20日、30日はレディースデーなので注意。
まあでも、お風呂に入るだけでもOKだし、ぼくはサウナーではないので、入浴のみ。別に、サウナ別料金ということでもない。というか、入浴料はそれなりのお値段なので。
利用にあたっては、会員登録が必要とのこと。そこで、LINEで友達申請をした上で、会員登録。そうすると、LINEをひらくと会員メニューが出てくるようになる。
玄関には下駄箱と受付。この下駄箱、たぶん銭湯でつかっていたもの。受付でロッカーの鍵を受け取り、脱衣所へ。料金はあとで精算。
その料金だけど、最初の30分で750円、10分ごとに250円追加。1時間もいたら1500円。まあ、お高めのサウナかなあ。でも、30分750円というのは、あまりゆっくりと入浴できる気がしない。店員から「ごゆっくり」って言われるんだけどね。
まだ新しいので、脱衣所は木の防腐剤の木酢液の匂い。というか、木を使った内装で、ロッカーも木で、なんかこころがやわらぎます。脱衣所の手前にはくつろげるスペースがあって、昭和7年撮影の万才湯の写真とか、横尾忠則による銭湯のポスターなんかもある。
浴室はややせまく、カランも少ないけど、サウナーが多いので、そんなに問題にはならない。水風呂も広くとってある。階段をのぼると、椅子がおいてあり、それと多分個室サウナ。お湯の温度は適温で、よくあたたまります。3つの浴槽にしきってあるのですが、まあ、手足はのばせる大きさ。
ユニークなのは背景、というか前景か。脱衣所側のスクリーンでは、サルやカエルが露天風呂に入っているアニメーション。なんかまったりします。ずっと見ているとのぼせます。
とまあそんな感じで、それでも30分以内で出てしまったわけですが、新しい銭湯を楽しむというのは、それはそれでいいものです。30分というのは本当に落ち着かないのだけれど、サウナを利用しないので、まあ、そんな設定になるのかなあ、などとも思うのでした。
現金は扱っていないので、カードとかスイカとかで支払うことになるので注意。まあでも、おもしろかったです。
雨で湿度が高く、せっかくお風呂に入ったのに、帰りはじとっとしてしまったのが、ちょい残念かも。