今回のシーテックで注目されていやのは、IoT。それはそうだろうな。
特別、すごいものがあったわけじゃないけど。なんでも監視カメラみたいにすればいいという話でもないだろうし。
ただ、シャープのココロ家電というコンセプトは、悪くないと思っている。存続があやうい会社ではあるけれども、競争優位性がほとんど失われた中で、そっちに行くのか、という。対話型家電のユーザーエクスペリエンスって、実はかなり高いものにできるのではないか、と予想している。家事って、孤独な作業だし。ただ、それをどう低コスト化するのか。
パナソニックは、便利さのおしつけをしているみたいなところがあって、そこが難しいんじゃないかな、とも。
シーテックではテレビ関係の展示はまだ元気で、4Kとか8Kとかやっている。確かにきれいなんだけどさ。
でも、家族みんなでテレビを見ることって、少なくなっていないだろうか。第一に、家族みんなで見られるような良質なコンテンツを、今のテレビ局がどれだけ提供しているのか。第二に、テレビ以外のものがたくさんあって、家族それぞれ自分の見たいものがあるから、一致させるのはむずかしいんじゃないか。そういうときに、大画面テレビって、ニーズあるのかな。