こちら葛飾区水元公園前通信831

tenshinokuma2015-05-26

 おはようございますです。
 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

おかげさまで、昨年秋に出した「電力・ガス業界の動向とカラクリ(第3版)」は増刷が決まりました。また、印税が入るので、ありがたいです。
 とまあ、そんなこんなです。

 トークライブもやります。
 6月は島根県松江市富山県富山市で、7月には川崎市でやります。
 電力自由化について話せ、ということなので、話します。
 松江には、サンライズ出雲に乗るので、それが楽しみだったりします。
 富山は、北陸新幹線だよな。
 飛行機はあまり好きではないので、鉄道で行くということです。
 テツなのか? と聞かれれば、まあ、多少は乗りテツのけがあります、と。
 トークライブにはパワポの紙芝居が必要なのですが、これをつくるのが、実はけっこう苦手です。
 そういや、C社に電気の小売りをさせるためのプレゼン資料もつくらなきゃいけないんだっけ。
 だんだん文筆業から離れていくな。

 今月は、仕事関係のビジネス書を読むことが多くて、おすすめ本とかないのですが。
 講談社ブルーバックスの「大学生物学の教科書」を買って、生態学あたりから読んだりしています。なんか、学んだはずのことをけっこう忘れていて。

 GWは、海と山に行きました。
 海はいつもの葉山。まだ、魚が釣れるような季節ではないのですが、海に行きたくなったので、息子と息子の友達を連れていきました。
 まあ、まったく釣れなかったわけではなかったのですが。でも、帰りの電車の中に息子の友達くんがクーラーボックスを置き忘れてくれて。メバルの煮つけは幻になってしまいました。
 というわけで、次は6月6日(土曜日)に、再び釣りに行く予定です。シロギスかカワハギが釣れるといいな、といったところでしょうか。

 山は、めずらしく、秩父方面に行きました。秩父まで行ったわけではなく、飯能からほど近い、日和田山あたりを、かみさんと娘と3人で軽くトレッキングしたといったところです。
 とくにハードなアップダウンもなく、まったりと歩きました。標高400mないですからね。高尾山の方が高いのです。
 途中、無人販売所で炒ったラッカセイを買って食べたり、とか。
 次は、丹沢、と思っているところです。

 集団的自衛権とかなんとか、憲法第9条まわりがにぎやかです。
 もちろん、憲法第9条を守ることって、大事だと思うんですけどね。でも、第9条のフォーカスした護憲運動が、どれほど多くの人に共感されるのか、不安です。弱い賛成なんて、簡単にひっくりかえります。
 何だか、想像力の乏しい人たちにとって、強い国とかそんなものの方がよほど共感するのではないでしょうか。
 安倍政権の政策って、一つひとつは弱い少数派に向けられていて、なかなか多くの人に共感されないんです。沖縄の問題も、なかなか沖縄以外の人にはリアルに伝わらない。福島の問題も、生活保護の問題もみんなそうです。集団的自衛権のもとで、他国まで行って戦争をするのは自分たちではありません。

 最近、知ったことに、大正時代の普通選挙権と治安維持法の成立が一緒だったということ。25歳以上の男子であれば、誰もが投票できるというのに、その自分たちの自由を奪う法律も一緒にできたという。
 大正デモクラシーなんて、そんなレベルのことなんじゃないか、という。
 ぼくたちはそんなレベルの民主主義をずっと生きてきて。
 今度は選挙権が18歳にまで引き下げられると同時に、憲法改正に向かう、というところでしょうか。
 そんなこんなで、18歳まで引き下げることへの慎重論もあります。

 でも、それとこれとは違う話にしなきゃいけないんじゃないかな。
 選挙権は18歳であるべきだという話は、前にもしました。高校を卒業して働きはじめる人もいるし、結婚する人もいる。中には子供を持つ人もいる(まあ、子供を持つのは、年齢の制限はないのだけれども)。そうした人たちに、ある種の自己決定権は与えられるべきだと思うのです。
 18歳じゃ政治がわかるのか、という意見もあるけれども、じゃあ20歳以上のどれだけの人間がわかっているのか。そもそも、今のような政権を成立させているのが、今の20歳以上の人の投票行動の結果なのだから。
 むしろ、このことをきっかけに、政治に関心と、それ以上に想像力を持って欲しいな、と思うのです。

 そんなわけで、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続」に痛みを感じ、「長門有希ちゃんの消失」に癒されています。
「響け、ユーフォニウム」は、ちょっと暑苦しいです。まあ、吹奏楽部がけいおんみたいにいくということではないのでしょうが。同じ暑苦しいなら、「食戟のソーマ」がいいかな、とか。いや、いいんですけどね。

 ではまた。