こんにちはです。
梅雨もあけました。暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今月は頭から、けっこうな災難に見舞われました。
7月1日から、めまいがはじまりました。この日は、ちょっとくらっとくるくらいだったのですが。別に、集団的自衛権閣議決定とか、そんなことが理由ではないとは思うのですが。
2日には、世界がぐるぐるまわりつづけ、まっすぐ歩けなくなり、ダウン。
何かというと、三半規管の炎症です。耳鼻科で診察を受け、血流を良くするビタミン剤とかめまいを抑える薬などを処方してもらい、寝っころがっていました。四日間ダウンし、二日間は自宅で仕事、というプロセスを経て、ようやく復帰したわけですが。
24時間二日酔い状態なので、お酒は飲みませんでしたね。というか、食欲もなく、三日間はほとんど何も食べませんでした。おかげでちょっとだけ体重は減りました。
現在は、まだ薬は服用中ですが、ほぼ回復です。
原因は、医者によると、寝不足、ストレス、肩こり、過労、だとか。そりゃまあ、原因ともいえないようなものですね。だって、みんなどれかはあてはまるでしょ。
治療法もとりたててあるわけじゃなく、血流を良くして自然治癒を待つだけ。
そんなわけで、ちょっとしんどい7月前半でした。
6月はというと、たくさん銭湯に行きました。といっても、いつもと違っているのは、6月中で廃業する銭湯が少なくなかったということです。たぶん、10軒以上が廃業したと思います。かつてI君が住んでいた近くにあった池上温泉も廃業しました。理由は温泉が出なくなったから、とか。
でも、もう一つきっかけがあって、7月1日から入浴料が値上げするということです。それで、もういいかな、と思う銭湯が少なくなかったということです。だから、遠くは三鷹市の神明湯にまで足を伸ばしました(素敵な露天風呂があったのですが)。
葛飾区内でもけっこう廃業した銭湯があったのですが、こちらはすでに行ったことがあるので。それでも、究極の脱力系の福喜湯の廃業は残念ですね。
入浴料金は、450円から460円と10円の値上げです。といっても、税込価格なので、実は実質値下げなんですけどね。あと、小人80円、中人180円は据え置き。誤解ないように書いておくと、小人とは未就学児、中人は小学生です。中学生は大人料金、交通機関と同じですね。もっとも、中学生料金を設定しているところもあるのですが。
小人・中人の据え置きというのは、もっと家族で来て欲しいというメッセージなのでしょう。ということで、みなさんもぜひ、近所の銭湯に行ってやってください。
廃業する銭湯があれば、新規開店もある。ということで、中央区の小伝馬町では十思湯という銭湯が開店しました。中央区にある福祉複合施設の十思スクエアという建物の中にある公設民営の銭湯なのです。実は、銭湯のニーズは高齢者に大きいものがあります。高齢者世帯でひきこもりがちでも、銭湯にくれば人がいるし。実は、低所得の高齢者には、風呂なしアパートに住んでいる人もいるので、なおさら。風呂があっても、掃除は大変だし。
とまあ、そんな理由なのかどうかは確認していませんが、保育園や介護福祉施設と同居した銭湯なのです。これも、銭湯の一つのかたちなのかな、とも思いました。
7月からスタートしたアニメについても。
見ることに決めたのは、次の6本。「残響のテロル」「東京喰種」「ふつうの女子高生が【ろこどる】をやってみた」「ヤマノススメ」「ばらかもん」「月刊少女野崎くん」ですか。
イチオシは「ばらかもん」。若い書道家がいろいろあって、長崎県の田舎で暮らし、書道に打ち込む話だけれども、周辺の人たち、とりわけ子供とのやり取りが楽しいです。原作もおもしろかったけれども、アニメもきっちりとできていて。
「月刊少女野崎くん」を見ていると、今月も深夜アニメとジェンダーの話をしたくなるのかな、とか。野崎くんは実は少女漫画家だけど、ヒロイン以外は誰も気づかないという設定。まあ、ヒロイン以外にも、手伝っている周囲の友人たちもいるのですが。
「ふつうの・・・」はモデルとなった舞台は、千葉県流山市。うちから近いです。それだけです。実は百合アニメです。
「ヤマノススメ」は、単にぼくが山に登りたいので。
おすすめはしませんが、「Rail Wars」の世界は、国鉄が分割民営化されていなかったら、という並行世界です。鉄ヲタのための設定です。でも、その設定が、あまり意味がないというのが、また何ともいえません。ただ、その設定に、ちょっとびっくりしただけです。
「残響のテロル」と「東京喰種」については、後日、もう少し見てから。「残響のテロル」の第二話を録画しそこねたのは痛いのですが。
「神の雫」は、とりあえず完結しました。といっても、十二使徒までで、神の雫をめぐる話は、次の作品に持ち越されたのですが。
ただ、自分でもお酒関係の仕事をした経験から言えば、お酒の微妙の味わいや香りがさまざまなイマジネーションを引き出してくれることは事実だし、またいいお酒ほどそういう飲み方ができると思います。その意味では、この作品はきちんと評価されていいものだと思っています。
お酒が飲めないと、人生の半分を損したように言う酒飲みはいますが、ぼくもそう思います。お酒が飲めない人にとって、見ることができない絵画、聴くことができない音楽があるようなことかもしれません。
昔から、大勢の人とお酒を飲むのは得意ではなかったのですが、まあそういう意味で損している、と思う人が普通なんですけどね。
もっとも、そのぼくも、お酒が強いわけじゃないので、そんなに飲めないし、このところ平日は、サントリーオールフリーのシトラスクールだったりするわけですが。
ちょっと前のアニメ「謎の彼女X」のOPとEDの曲、ヒロイン訳の吉谷彩子が歌う「恋のオーケストラ」「放課後の約束」は、DVDの初回限定盤のおまけのCDにしか収録されていないので、ずっと聴く機会がなかったのですが、最近、iTuneで配信されていることを知りました。iTuneはアップルの製品でしか使えないと思っていたのですが、どうもそうではないようで、早速ダウンロードして、聴いています。あまり上手とはいえない歌ですが、なんか、いいです。
今月のおすすめの一冊、チャールズ・ユウの「SF的な宇宙で安全に暮らすことについて」は、また別の機会に。
そんなこんなの七月でした。
写真はとげぬき地蔵でした