こちら葛飾区水元公園前通信785

tenshinokuma2012-01-30

 おひさしぶりです。
 このまま、今月はこち水を送らないかな、とも思ったのですが、「トーキングヘッズ叢書No.49」も刊行されたことだし、そのお知らせもあるかな、と。特集は、ワンダーランドです。

 昨年は本当に、余裕がない毎日を送ってしまったので、今年は、少しは余裕を持ちたい、とは思っています。でも、本当に余裕があると、生活費がなくなるので、難しいところです。このさい、サラリーマンに戻ってもいいかな、とも思うのですが、多分、無理でしょう。

 お正月は、どのように過ごしたでしょうか。こちらはというと、かみさんと息子が実家に帰ってしまい、ぼくと娘だけで過ごしていました。といっても、何するわけでもなかったわけですが。
 やったことというと、まずは例年通り、1月2日の七福神めぐり。今年は友人Aと、日本橋七福神、それから雑司ヶ谷七福神ダブルヘッダーでまわりました。どちらも、1時間半もあればまわれるというものです。昨年の松戸七福神は1日ではとてもまわれなかったことを考えると、かわいいものです。
 日本橋七福神は、こじんまりした都心の神社をめぐるという(水天宮だけはでかいけど)、それなりに趣があります。一方、雑司ヶ谷七福神は、ちょっと説明できないな。寿老人のかわりに吉祥天だし、布袋尊は普通のビルの1階にいるし。でもあのあたりは、けっこうお寺とかお墓とかあって、池袋の裏側の古いまちっていう感じで、それはそれでおもしろいです。
 1月4日には、葛飾区の賀詞交歓会に行ってみました。PTA会長というのは、こういうところにもよばれるんですね。とりあえず、関係者にあいさつをして帰ってきました。そのあと、娘と上野―秋葉原に行き、洋服を買ったり、メイドカフェに入ったりと。メイドカフェって、ニーズとしてはキャバクラみたいなところがあるけれども、ずっとコストが安いな、とも思いました。メイドと一緒に写真をとったりして、そんなんで満足して、それはそれは平和な世界です。

 釣りには行かなかったけど、スキーには行ったな。昨年、北海道でスキーをしたとき、息子がまたやりたがったことと、娘が宿泊学習のスキーを控えていたことがあって。行先はガーラ湯沢。便利だから。
 でも、ガーラ湯沢の超初心者コースも、娘はうまく滑れず、もうスキーはやらないって、そんなんで、結局宿泊学習も行かなかったわけですが、まあ、それはいいや。息子は、どうにか滑っているので、来年は息子と2人で行くことにしようかってなところです。というか、ぼく1人で子ども2人を連れていくのは無理です。

 今年に入ってからの深夜アニメは、おすすめは「男子高校生の日常」です。どういう話かって、タイトルのまんまです。ノリとしては、お笑いのトリオによるコントをアニメで見ているっていう感じ。そこに、妹だの姐だの文学少女だのがからむという。男子高校生のおばかさを堪能できます。ぼくもおばかでしたから、あまり言えないのですが。
 本当はね、香里菜が出ている「ダーティ・ママ」と言いたいのですが、余裕がなくって、録画したままになっています。ほんとうに、いかんですね。

 本はいろいろ読んだけど、望月孝一著「山行十話」(西田書店)がぼくにとっては重要かな。
 著者は、高校のときの担任なのだから。といっても、あまり親しくしていたわけではないけど。でも、当時の担任が、教室を離れて、山岳部の顧問として、どんなことを考えていたのかっていうことを知るのは、それなり新たな発見でした。
 サブタイトルが「晴れの日ばかりが山じゃない」というものだけど、本当に、雨の話、じゃなくって湿っぽい話ばかりだ。教え子を山で亡くし、あるいは登山仲間の同僚を病気で亡くす。それでも、山はそこにあるし、残された者の人生は続いていく。亡くなったことの悲しみよりも、そこまで強く生きてきたことに対するリスペクトがあり、それによって人が救われる、っていうのは「岳」みたいだな、とも思うけれども。人を越えて山がある、ということなのかな。
 とまあ、そんなわけで、今年ことはトレッキングを再開したいと思うのであった。
 とりあえず、表丹沢を久しぶりに歩く、というのが、目標。あと、大倉尾根って、実はまともに登ったことがない。表丹沢では蓑毛から向かったり、鍋割山から登ったりしてて、大倉尾根は下る一方だったので。
 でもひさしぶりになるので、その前に、軽く、どこかを歩こうとも思うのであった。

 釣りは、2月には1回くらい行ってもいいな。でも、6月くらいまでは、あまり釣れないので。と、息子には言ってあります。

 今年は寒波が厳しいとのこと。くれぐれも、かぜなどひかぬように。