桜湯(改装後)
こちら葛飾区水元公園前通信928
おはようございます。
4月も今日で終わりですね。ゴールデンウィーク突入です。ぼくは9連休にしました。
まずは業務連絡から。
引っ越しました。思うところあって、単身で家を出ることにしました。
引っ越し先ですが、 調布市です。
階段のない5階です。眺めがいいです。
思えば、糸井重里の「家族解散」を読んだ時から、家族ってどこかで別れるものだなあと思っていました。18歳で実家を出てからは、両親とは家族という感じではなかったですし。
まあ、だから子どもたちと別れて暮らすというのも、いいタイミングなのかな、と思っています。
とはいえ、当分は週に一度は水元に帰るということになります。なんか、水元が実家みたいな感じですね。
それから、トーキングヘッズ叢書No.90「ファム・ファタル/オム・ファタル」が出ました。すでに書店に並んでいると思います。ぜひ、今回もお買い求めのほど、よろしくお願いします。今回は、フランソワーズ・サガンについて書きました。およそトーキングヘッズらしからぬ選択ですね。
ついでに、5月末くらいには、フェリシア40周年記念号が出そうです。こちらも、発行されたらご案内します。ぼくはひさしぶりに50枚くらいの小説を書きました。
4月はこれまで2回、山に行きました。いずれも栃木県です。
1つは、4月3日に行った、鹿沼市の二股山です。友人Wのおすすめです。
市民に愛されるハイキングコースということです。低山です。でも、山頂が2股になっていて、北峰と南峰の間が急斜面、なかなか愛されるコースではないです。途中もロープを伝って登ったりして。くわしくはブログかフェイスブックで。
ということで、もっとも、どうも鹿沼市が岩の塊みたいなところで、岩山(という低山)や石裂山はもっと急斜面というか、そんな感じらしいです。機会があれば、そちらも登ってみます。
もう1つは、4月10日の大平山。娘も山に登りたいというので、行ってきました。金町からアクセスしやすいっていうのがいいですね。低山ですが、大平山はほぼ神社。ヤマザクラもいい感じでした。
こちらも、くわしくはフェイスブックかブログで。
今月は3本の映画を見たし、本も読んでいるのですが、それはまた次回。
今日はこれから、日和田山を歩いてきます。
大平山、晃石山、清水寺
お湯どころ野川(ひさしぶり)
二股山、加園-下沢
4月3日は、栃木県鹿沼市にある二股山に行きました。ここは、友人Wから、ぜひ行くようにと勧められていたので。市民に愛される低山ということです。
ちょっといろいろ考えることがあったので、頭をからっぽにしたいなあ、というのもありました。
東武日光線新鹿沼駅で下車。バスの本数が少ないので、家を出たのが5時台。6時北千住発の急行南栗橋行から東武日光行を乗り継ぎ、8時台のバスに乗車。これのがすと、次は12時台。
この日は、最初はガイドブックにあった下久我ルートで登る予定でした。ところが、このルート、廃道になっていたのです。ガイドブックはこの廃道を進めとなっているのですが、さすがに、それはなあ、と。
ということで、バスで来た道を徒歩で引き返し、加園ルートで登ることにしました。でもまあ、こうして引き返して歩くと、道端の祠に出会ったり、出世観世音をお参りしたり、神社の桜を見ることができたりと、それはそれで悪いことだけじゃないです。
ということで、加園の登山口の入口を一度通りすぎて、また戻るということもしたので、1時間半のロス、ではありますが、とりあえず登り始めます。最初は林道で、楽に歩けるし道端はスイセンが咲きまくっています。それも花の大きな品種。この先にヒガンバナの里という場所もあるのですが、もちろんそこでもスイセンです。まあ、この季節にヒガンバナが咲いているわけはないですが。
ということで、登山開始。意外に急坂だったりもします。まあ、ずっと急坂というわけではないのですが、ときどき、ロープが必要なところもあったりして。初心者向けのコースにしてはどうか、と。滑落しそうなトラバースもあるし。
でもまあ、けっこうきれいな里山のエリアもあるし、この山、実際には岩のかたまりなのでしょう、ときどき立派な岩が道の真ん中にあったりします。つつじ岩とか、名前もついているし。
標識はところどころ破損はしていますが、数は多いので、道に迷うことはなく、1時間半ほどで、南峰山頂につきます。手前い展望台があり、雷神様がまつられ、その先が山頂。標高はおよそ570m。ほどよい高さですね。
ここから一度、急坂を下り、そして急坂を登ると、北峰です。この急坂がけっこう難所かも。二股山の名前の由来は、北と南に分かれていることなのですが、この坂を降りるのがなかなか大変でした。市民に愛される山とは思えません。ロープにつかまっておそるおそる降りるという感じでした。北峰への登りも同様ですね。
下りは下沢ルートで。そこそこ急な下りが続きますが、300m台、つつじ平からは、アップダウンのあるコースに。なお、つつじ平では、つつじはまだ小さなつぼみでした。
下沢コースの後半は、下沢城跡です。掘割や石垣もちょっと残っています。まあ、ふつうの山道ですが。楽しくアップダウンを歩き、最後に急坂を下ると、登山道は終了。この先にある延命地蔵尊をお参りし、バス通りへ。もっとも、こちらもバスの本数は少ないし、30分以上待つのもどうかと思い、少し歩きました。交差点を過ぎると、別ルートのバスもあるし。
トレッキングの時間は実質3時間くらいでしょうか。2時前には新鹿沼駅に到着。霧雨がちょっと降っていたので、ちょうどいい感じかな。帰りも特急を使うことなく、南栗橋乗り換えです。
結論ですが、手軽に登れるけど気軽に登れない低山でした。ただ、地質的なことを言うと、このあたりの他の低山も岩の塊だと思う思うので、手前の岩山、奥の石裂山はそれ以上にスリルがありそうだな、と思うのです。また機会があれば、そちらも登ってみます。