飛鳥山

今年最初の登山は、東京都北区の飛鳥山でした。標高25.4mです。東京百名山というのがあるのですが、その中でも一番低い山です。でも、山です。山頂を示す表示もあります。飛鳥山に来るのは初めてではないですが、山頂を意識したのは初めてです。
 ということで、王子駅を下車し、階段を上り始めます。山頂はすぐです。桜の木がたくさんありますが、ここは花見の名所。上野と違って、庶民が楽しむために桜が植えられたということです。ですから、落語の長屋の花見もここが舞台だったはず。
 飛鳥山公園には幼い頃から来ています。アパートでバルサンを炊いたときには、母親とここに遊びに来たし、親父と来たことも憶えています。砂場で遊ぶおもちゃを買ってもらったっけ。
 今でも砂場とか変わらないですね。都電とか蒸気機関車とか。
 一方、博物館は昔はなかったです。紙の博物館もここに越してきたんですね。北区飛鳥山博物館は北区の歴史がわかります。それと、渋沢史料館です。新しい一万円札なので、ちょっと盛り上がっているかも。でも、ここはこの日は休館。
 下山はあすかパークレールというモノレールで。いちおう、鉄道です。無料で乗れます。日本一短い鉄道なのではないかと思います。
 とまあ、そんな感じの、今年最初の登山なのでした。