稲荷湯

tenshinokuma2016-02-20

 昨夜の銭湯は、北区滝野川6丁目にある稲荷湯でした。
 北区なんだけど、埼京線板橋駅から徒歩。
 商店街のある通りを過ぎたあたりで左折すると、稲荷湯の看板。なかなかいい感じの明るさ。
 普通は燃料の廃材なんかが置いてあるスペースは裏に隠れているものだけれど、ここは横にあってよくわかります。
 建物も古い感じだなあって思ったので、おかみさんにきいてみると、昭和5年に建てられたものだとか。でも、手入れはきちんとしてあるし、バリアフリー化とかそういったところも手が入れられていて、老朽化というのはまったくない。清潔な感じもするし。
 庭もきれいにしてあって、金魚がたくさん泳いでいました。こういうの、夏ならいいよなあって思います。
 それに、男湯にひな人形が飾られていたのですが、これ、女湯にもあるんでしょうね?
 浴槽はあつ湯とぬる湯とその中間。ぬる湯はほんとうにぬるいシルキーな泡のお風呂で、38度くらい。親子連れがまったりしてました。中温は少し熱さを感じるくらいで、ここがかじめ湯。つまりこんぶみたいな海藻でだしをとったお湯。いや、だしじゃないか。でも、かじめは確かに入浴剤がわりにつかうなあ。肌にいい、とか。
 背景は、昨年11月に書かれたばかりの、河口湖から見た富士山。
 とまあ、そんなわけで、まったりしてきました。
 ところで、玄関のところには、「わ」という1文字だけが書かれた板がぶら下げてありました。何だか、わかります? さらに、裏側にも1文字だけ書かれていました。何の字でしょうか?