バーベキューチキンと七穀ごはん

tenshinokuma2012-10-15

 たまには、おひるごはんの写真をアップ。
 健康を考えて、タニタとローソンのコラボによるお弁当。590円というのは、安くないけど。でも、味が濃くないっていうのは、すごくポイント高いな。
 会田誠の「カリコリせんとやうまれけむ」(幻冬舎文庫)を読んでいる。会田の息子も、多動性障害系でいろいろたいへんだったらしい。でも、まあ、スピルバーグもそうだったみたいだし。そういった性格の子どもに、日本の教育行政が対応しきれていないのが問題。
 とはいえ、会田の息子が通う東金の小学校より、東金町の小学校のほうが、対応は親切だし、いろいろ話もきいてくれるし、怒られたりすることもないので、ずっといいと思う。だから、会田とちがって、ぼくは学校を悪く言うことはできないな。対応しきれていないのは、学校じゃなくって、行政そのもののほうだと思う。
 実は、13日に、小学校で道徳教育公開講座があって、臨床心理士の先生に講演していただいた。講演の内容は、簡単に言えば、子どもの話をきちんと聞いてあげてね、きちんと聞いてあげれば、プロのカウンセラー以上に効果的だし、共感してあげることも大切、ということなのだけれども。臨床心理士の資格でできる職業の一つが、スクールカウンセラー。でも、現場としては、週1日の勤務ではとても対応しきれていないし、カウンセラーの待遇そのものもいいとはいえない。正規職員の待遇で2校掛け持ちでいいから、もっと学校に来てね、というのが現場の意見。それに対し、講演してくれた先生もその通りだということ。自身の教え子の就職先にもなるし。今のところ、そのぐらい拡大しても、ぎりぎり人数足りるくらいは養成しているとも。
 つまり、そういうところですでに、行政が対応できていない。
 って、ぜんぜん、アートの話じゃないですね、これ。